ディフェンシブエンド（DE）エバーソン・グリフェンは反省と感謝のないまざった複雑な気持ちでよく知るチームであるミネソタ・バイキングスに戻ってきた。そして、その時間は8日間続いた。

ロースターを53名まで削減する動きの一環として、現地31日（火）にグリフェンをリリースしたことをバイキングスが発表している。

グリフェンはキャリアをバイキングスで終えることを望んでおり、今後数日でミネソタに戻ってくる可能性があると『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが伝えた。グリフェンのリリースはバイキングスがグリフェンを戻すスペースを作る前に他の選手をキープしておくための、単純に手続き的なものだった可能性がある。

チームは戦略的にロースターを調整しており、他のチームに獲得される可能性を低いと見積もってある選手をいったんリリースしつつ、いずれ練習生に移行させる見込みの選手にチャンスを与えようとする動きは通常は見られない。ベテランのグリフェンはウェイバーの対象にならず、今週にもアクティブロースターに戻ることを期待しつつミネソタの次の動きを待つことができる。

昨シーズンにミネソタを離れてダラスへ向かったグリフェンは、その後デトロイト・ライオンズに加入。ライオンズのバイキングス戦に向けた準備の中で古巣への復讐を誓ったグリフェンは、34対20での敗戦の中でタックル3回を記録した。再びバイキングスと対峙したデトロイトでのシーズン最終戦は37対35での黒星となり、その中でグリフェンはタックル2回を決めている。

かつてのグリフェンはプロボウルにも選出される輝かしいエッジラッシャーだった。NFLでのキャリアの終わりが近づいているのは明らかであり、思う通りに事態が進んだとすれば、グリフェンはそれをミネソタで送ることになるだろう。しかし、今のところはカットダウンを受けてフリーエージェントの状態だ。

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