レイダースが元シーホークスLBのK.J.ライトと1年契約へ
2021年09月03日(金) 10:30ラスベガス・レイダースがまた新たにベテランラインバッカー(LB)をチームに招き入れている。
元シアトル・シーホークスのLBであるK.J.ライトがレイダースと1年契約を結ぶと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。
最初にこの契約について報じたのはジョシナ・アンダーソンだった。
ライトは先月にレイダースを訪ねており、チームは32歳のLBを自陣に加えることを望んでいた。マンデーナイトフットボールとして行われるボルティモア・レイブンズとのシーズン初戦まで11日となる中、ついに契約がまとまったようだ。
ライトは10年間をシーホークスの守備陣で過ごし、フィールドの中央でタックルたちに脅威を与えてきた。シアトル時代にライトはタックル941回、サック13.5回を記録している。
ベガスへの移動によって、ライトと守備コーディネーター(DC)ガス・ブラッドリーが再会を果たすことになる。ブラッドリーは2009年から2012年までシーホークスのDCを務めていた。ライトは正しくスライドし、ブラッドリーの守備陣において重要なポジションであるSAM(サム)の役割を担うことになるはずだ。
11年目のシーズンを迎えながらも、ライトはまだフィールドを駆け、ビッグプレーを決められる。それは昨シーズンにタックル86回、サック2回、ファンブルリカバリー2回、インターセプト1回を記録していることからも分かる。また、ライトは膝の問題によって5試合の出場にとどまった2018年以来、一度も試合に欠場したことがない。
ライトの加入によって、レイダース守備陣が必要としていたリーダーシップと信頼性が大きく強化されるはずだ。
この1週間と少し前、レイダースはLBデンゼル・ペリーマンをトレードで獲得している。ベテラン選手たちが合流するLB陣にはニック・クイアコスキー、コリー・リトルトン、新人の3巡目指名選手であるディバイン・ディアブロ、ニコラス・モロー、タナー・ミューズ、ジェイビン・ホワイトがいる。
その後、レイダースはモローとホワイトが故障者リザーブ(IR)リストに置かれたことを明かしている。
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