開幕バッカニアーズ戦に「絶対に間に合う」とカウボーイズQBプレスコット
2021年09月04日(土) 10:29心配されていた肩のケガから復帰したダラス・カウボーイズのクオーターバック(QB)ダック・プレスコットは、現地9日(木)に敵地で行われるタンパベイ・バッカニアーズとのシーズン開幕戦が待ちきれないようだ。
『Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』のマイケル・ゲルケンによると、金曜日にプレスコットは報道陣に対して「準備ができた。絶対に準備万端。楽しみだ。ここまで来るのにいっぱい努力した」と語ったとのこと。
1年前に受けた足首の負傷を克服したプレスコットにとって、肩のケガも過去のものとなったようだ。
昨季スーパーボウル覇者を相手に、プレスコットは万全の体制で臨むだろうとマイク・マッカーシーHC(ヘッドコーチ)は話している。
「万全の状態でいく」と話したマッカーシーHCはフランチャイズクオーターバックのプレスコットに制限がないことを繰り返し主張した。
プレスコットは足首にひどいケガを抱えて2020年シーズンは実に11試合を棒に振っている。序盤5試合で1,856ヤードのパスを成功させて記録破りのペースで活躍するなど、見事なスタートを切ったプレスコットだったが、その終わりは突然に訪れた。
プロボウルに2度選出されているプレスコットは今年もセンセーショナルなスタートを目指す。
『Dallas Morning News』のデビッド・ムーアはプレスコットが「俺は自分自身に期待している。速くスタートする計画だ。正直に言うと、去年よりも良い状態で臨むつもりだ」とコメントしたと報じている。
足首のケガから本格的に復帰したものの、7月28日に右肩の筋肉を痛めてしまい、勢いを失うことになったプレスコット。
その後、カウボーイズはプレスコットを慎重に練習に参加させ、その回復ぶりが伝えられてきた。
プレスコットは開幕戦が数週間後に迫る中で順調に回復し、練習中も“投球数”に制限を設けていなかった。
今、すべての目、足首、肩――もちろん、膝とつま先も――はタンパベイに向けられている。
足首の負傷について「乗り越えられたことに興奮している」と話すプレスコットは「逃した時間のことは考えない。この間もチームメイトとあの時のことを話して笑っていたんだ。その先にあるのはフットボールに戻ることだけだ」と付け加えた。
【RA】