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「俺はリーグでナンバー1のレシーバーだと思っている」とジェッツWRデイビス

2021年09月10日(金) 14:17

ニューヨーク・ジェッツのコーリー・デイビス【AP Photo/Mike Roemer】

元全体5位指名のワイドレシーバー(WR)コーリー・デイビスは、テネシー・タイタンズでの4シーズンの間にナンバー1ターゲットとして見られることはなかった。身長約190cmのデイビスはこのオフシーズンにニューヨーク・ジェッツと契約し、無難な2番手に過ぎないという周囲の認識を変える準備ができている。デイビスはこの機に自分が主力だということを証明するつもりだ。

デイビスは「俺はリーグでナンバー1のレシーバーだと思っている。フリーエージェンシー中に(ジェッツが)そのことに気づいてくれて良かった」と『New York Daily News(ニューヨーク・デイリー・ニュース)』のDJビエン・アイム二世に話している。「準備はできている。俺はずっと自分のことをナンバー1のレシーバーだと思ってきた。フィールドに出てそのことをリーグ全体に証明してみせる」

トレーニングキャンプやプレシーズンでデイビスはナンバー1ターゲットにふさわしい活躍を見せている。ベテランのデイビスはルーキークオーターバック(QB)のザック・ウィルソンが頼りにするターゲットとなり、その傾向はシーズン第1週のカロライナ・パンサーズ戦でも続くはずだ。

ウィルソンは、デイビスがオープンになってチームを引っ張る能力をほめちぎった。

「とにかく彼のゲームへの取り組み方やすべてのことを完璧にこなす姿勢がすごいんだ。それに彼は決して文句を言わない。ミーティング中にプレーに対する努力が足りないなんて彼が言われることはないよ。みんなそれを見ているし、彼はいつも正しいことをしているから、“コーリーを見ろよ”っていう感じで周りが彼を手本にするくらいだ。もちろん彼は身体能力にも恵まれている。体格もいいし、ボールはきっちりキャッチするし、ルートランも分かっている。でもそれ以上に、彼の態度やゲームへの取り組みが卓越している」

タイタンズでスタートさせたデイビスのキャリアはケガに阻まれ、軌道に乗ることはなかった。昨シーズンはいずれもキャリアハイとなるキャッチ65回、984ヤード、タッチダン5回を記録したデイビスは、ジェッツオフェンスで存分なチャンスを与えられるだろう。

デイビスには今シーズン、ウィルソンのナンバー1ターゲットとしてギャンググリーンのために活躍することが見込まれる。期待されながらNFLに入った元1巡目指名のデイビスは、健康な状態を維持できればついに1,000ヤードの壁を越えることができるかもしれない。

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