イーグルスがOTジョーダン・メイラタと4年間、約70億4,000万円の延長契約にサイン
2021年09月12日(日) 04:34それまでフットボール経験を持たなかったドラフト元7巡目指名のジョーダン・メイラタが、NFLで素晴らしいサクセスストーリーを作り上げている。
それは現地11日(土)に明らかとなった。
メイラタはフィラデルフィア・イーグルスと4年間の延長契約を結び、チームは最大8,000万ドル(約87億9,000万円)、6,400万ドル(約70億4,000万円)でオフェンシブタックル(OT)を手に入れ、4,085万ドル(約40億9,000万円)を保証したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。
先発レフトタックル(LT)として2021年シーズンを迎えるメイラタは、これで2025年までイーグルスの一員として残ることになった。
そうそう見られない光景だが、2018年ドラフト7巡目指名のメイラタが2019年の1巡目指名、アンドレ・ディラードを差し置いて先発を務めることになる。ディラードは場合によってはチーム内でもっと自分に合った場所を探すことになるかもしれない。
24歳のオーストラリア人であるメイラタは、ドラフト前にフットボールのプレー経験を一度も持たなかったが、ラグビーをしている彼の姿が人々の目を引いた。
しかし、成功は一夜にして成らず、最初の2シーズンはケガに阻まれ、昨年になってようやくフィールドに姿を現した。2020年は15試合に出場して10回の先発を務めており、今では再建を図るイーグルスで先発ラインアップの柱になろうとしている。
大きな延長契約ではあるものの、メイラタは今も発展途上だ。だが、ほんのわずかな経験で優れたタックルになったのだから、そこには明るい未来があるはずであり、イーグルスが長期にわたってバックサイドブロッカーを確保した十分な理由があるはずだ。
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