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ワシントンQBフィッツパトリックは股関節亜脱臼により故障者リスト入り

2021年09月14日(火) 06:56


ワシントン・フットボール・チームのライアン・フィッツパトリック【AP Photo/Andrew Harnik】

ライアン・フィッツパトリックの不可解な股関節の負傷は現在、診察のさなかにある。復帰までのタイムラインははっきりしていない。

MRI検査はワシントン・フットボール・チームが恐れていたことを明白にした。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはフィッツパトリックが股関節亜脱臼を患っていると報道。フィッツパトリックは故障者リスト(IR)に入ることになるが、フィッツパトリックの今シーズンが完全に終わったことを示すものではない。

メディア対応中にフィッツパトリックの状態を明かしたヘッドコーチ(HC)ロン・リベラは、シーズン第2週に予定されるニューヨーク・ジャイアンツ戦でバックアップQBのテイラー・ハイニケが先発することも発表している。

今季も継続される新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ルールの調整により、各チームはIRリストに登録してから3週間が経過すれば無制限に選手を復帰させることができる。フィッツパトリックが復帰するまでの期間だとすると3週間は早すぎるかもしれず、こういったタイプの股関節のケガは珍しい一方で復帰までに時間を要する傾向がある。

フィッツパトリックはロサンゼルス・チャージャーズ戦の第2クオーター序盤に相手ディフェンシブエンド(DE)ウチェナ・ヌウォスにヒットされてパスを通せず、その後、フィールドを離れた。ヒットされた衝撃で地面に倒れ込んだ38歳のフィッツパトリックは支えられながらサイドラインに下がり、ロッカールームに向かう際には近くにいた関係者の肩にもたれかかる姿も確認されている。

フィッツパトリックに代わって出場したハイニケはワシントンオフェンスに活力を与え、後半早々にタイトエンド(TE)ローガン・トーマスに11ヤードのタッチダウンパスを通し、16対13とチームの逆転に貢献した。最終的には15回のパスを投げて11回成功、122ヤード、1タッチダウンとまずまずの成績を収めたが、チームは20対16でチャージャーズに敗れている。

ワシントンの次戦ではハイニケが先発の役目を担う。3番手クオーターバックにはカイル・アレンが登録されており、シーズン第2週は2番手に昇格することになる。

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