ブロンコスWRジューディがハイアンクルスプレインで“しばらく”の離脱
2021年09月14日(火) 08:56現地12日(日)のプレーの中で重傷を負ったかと見られたデンバー・ブロンコスのワイドレシーバー(WR)ジェリー・ジューディだが、深刻な結果は避けられたようだ。しかし、どれだけ離脱することになるかは依然として分かっていない。
ブロンコスがニューヨーク・ジャイアンツに勝利した試合でハイアンクルスプレインを負ったジューディは、キャッチ6回で72ヤードを記録した段階で途中退場した。ブロンコスのヘッドコーチ(HC)であるビック・ファンジオは、ケガのダメージは最悪でも捻挫を越えることはなく、復帰に向けてはより良い状況になる可能性があると話している。
「他のすべては問題ないと確認されている。彼はいくらかの時間を失うだろう。今すぐにタイムテーブルを見積もるのは難しい」とファンジオHCは語った。
そのタイムテーブルには、故障者リザーブ(IR)リスト入りが含まれる可能性がある。ファンジオHCはそれも選択肢に入っているとしつつも、まだそれがジューディにとって最良な道だと断じたわけではないとコメント。IRについてはリーグのCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)ロースタールールが今年も継続されているため、ジューディがIR入りすることになっても、3週間が経過すれば復帰は可能になる。
若く、層が厚く、バランスが取れてはいるものの、元アラバマ大学のスターがチーム最高のルートランナーだと知るブロンコスのレシーバー陣にとって、ジューディの関与は重要な要素だ。日曜日はその好例だった。試合を途中で離脱したにも関わらず、ジューディがこの日のブロンコスのリーディングレシーバーであり、人々の話題に上るのにふさわしいエキスパートレベルのルートランニングによって、出場していた時間を通してスペースを作り出していた。
勢いを築いていたジューディが負傷したため、クオーターバック(QB)テディ・ブリッジウォーターには他の手を探す必要が生じた。ただ、ブリッジウォーターにとって幸運なことに、そこにはコートランド・サットン、K.J.ハムラー、ティム・パトリック、ノア・ファント、アルバート・オクウェンブナムがいる。
ブリッジウォーターは日曜日の試合で264ヤードを投じており、その中でジューディが占める割合は25%を超える。チームとして、ブロンコス攻撃陣がトータルで獲得したのは420ヤードだった。ジューディがいなくとも、ブロンコスはジャイアンツを引き離し、27対13での勝利を収めている。
確かに、ジューディなしでも試合に勝つことはできる。しかし、ブロンコスが一刻も早い復帰を望んでいるのも確かなことだ。
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