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ペイトリオッツにはもっと緊迫感が必要と新人QBジョーンズ

2021年09月16日(木) 15:40

ニューイングランド・ペイトリオッツのマック・ジョーンズ【AP Photo/Winslow Townson】

現地12日(日)にマイアミ・ドルフィンズと対戦した際、ニューイングランド・ペイトリオッツの新人クオーターバック(QB)マック・ジョーンズは何度も踏みとどまり、正確なパスを連発してきた。

しかし、2021年第1週全体を振り返ると、ジョーンズは9回のヒットを受けており、これを越えたのはインディアナポリス・コルツのカーソン・ウェンツ(10回)だけだった。

ジョーンズは試合後に自分に対して厳しいコメントを残しており、いくつかのショットは自分のせいで失敗したと話している。また、チームメイトからの見解は異なるにもかかわらず、ジョーンズはもっと求めていく必要があるとも話した。水曜日、ジョーンズはそのコメントについて『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ジアルディにこう語っている。

「勝っていないなら、それがもっと必要なんだ。それも一部だと思う。プレッシャーをかけるわけじゃないけど、俺たちにはもっと緊迫感みたいなものが必要だ」

敗北した試合にフィジカルな部分では持ちこたえたというジョーンズだが、メンタルな部分ではどうだろう? 少しもがいた部分はあるかもしれないが、それもいつかは消えることだ。

「そこに座って、自分自身にしばらくイラついていた。しょせん人間なんだし、そうなってしまうもので、もしそうじゃないなら職業選びが間違っている」とジョーンズは言う。

「ただ進むだけさ。24時間ルールだよ。24時間たったら――もっと短い人もいるけれど――とにかく俺にとっては、その後はただ前に進み、次のプレーをして、次の試合をやる。自分の力は、前の試合を越えるものじゃない。俺たちは負けた。皆が覚えているのはその部分だろう。だから、ただ前に進んでいかなきゃならない」

ジョーンズの姿勢は「無私無欲」と言えるものであり、実際にチームメイトたちにこの新人QBについて聞いたときによく返ってくる言葉がそれだ。

「大事なのは自分のことじゃないし、決してそうはならない」と言うジョーンズは次のように続けた。

「それに、そうあるべきじゃないんだ。当然ながら、クオーターバックには誰もが自分を興奮させ、あれやこれやを与えてくれる存在であることを望む。ときには人から与えられるもの以上の責任を持たなきゃならなかったりもする。だから、俺は常に謙虚でいようとか、そういうふうに思っている。長い時間をかけなきゃ成果は出ない。自分にできる限り最高のチームメイトであるための、一番いいやり方なのさ」

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