コルツQBウェンツは両足首を捻挫
2021年09月21日(火) 08:42『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地20日(月)に報じたところによれば、インディアナポリス・コルツのクオーターバック(QB)カーソン・ウェンツはロサンゼルス・ラムズに敗れたシーズン第2週の試合で負った捻挫の重症度を確認するため、足首の検査を受けているという。
ウェンツは第4クオーター半ばに、コルツを得点圏に導き、キッカー(K)ロドリゴ・ブランケンシップが35ヤードのフィールドゴールを決めて24対24の同点に持ち込んだところを見届けてフィールドを去った。ウェンツの負傷退場を受けてバックアップQBのジェイコブ・イーソンが出場したが、最終的に3点差で敗北を喫している。イーソンが投げた2回目のパスはインターセプトされ、パスは5回中2回の成功、25ヤードの獲得だった。
ウェンツの健康状態はそのキャリアを通して悩みのタネになっているが、特に今年はその傾向が強い。トレーニングキャンプでは足を痛めてほとんど練習に参加できず、復帰までは5週間ないし12週間ほどかかるのではないかと言われていた中では比較的に短期間で回復にこぎつけている。シーズン第1週のシアトル・シーホークス戦に間に合ったウェンツは、結果こそ28対16で敗北を喫したものの、パス38回中25回を通して251ヤード、タッチダウン2回を記録した。
コルツはウェンツが復帰可能になるまでシーズン開幕に向けてプランBを立てており、かつてウェンツのバックアップを務めていたニック・フォールズ――2017年シーズンには負傷したウェンツに代わってフィラデルフィア・イーグルスをスーパーボウル優勝に導いた――がコルツのトレードターゲットになるのではないかとの見方もある。その道を通らないとすれば、ウェンツが欠場する間、コルツを率いるのはイーソンとなるだろう。
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