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ドルフィンズQBタゴヴァイロア、検査に問題はないものの第3週の状態は未定

2021年09月21日(火) 10:09

マイアミ・ドルフィンズのトゥア・タゴヴァイロア【AP Photo/Hans Deryk】

マイアミ・ドルフィンズのクオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアは重傷を免れたようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロによれば、現地19日(日)に開催されたバッファロー・ビルズ戦でタゴヴァイロアは肋骨を痛めて早々に退場したが、X線検査で骨折は認められなかった上に、月曜朝に受けた追加検査の結果も大きな問題はなかったとのこと。

シーズン第3週のラスベガス・レイダース戦でのタゴヴァイロアのステータスは、本人の痛みに対する耐性と機能性にかかっているとペリセロは付け加えている。

報道陣に対し、タゴヴァイロアの状態は「日ごと」であると述べたドルフィンズのヘッドコーチ(HC)ブライアン・フローレスは、タゴヴァイロアの選択肢としてブロッキングパッドの着用を検討するとも言い添えた。

『NFLネットワーク』のキャメロン・ウォルフによると、フローレスHCは「トゥアは行けるなら行くだろう。彼はそういう子だ」と話しているという。

ビルズのエッジラッシャー、A.J.エペネサがライトタックル(RT)ジェシー・デイビスのブロックをかわしてタゴヴァイロアのみぞおちに激突し、力強く地面に叩きつけられて第4ダウン残り2ヤードのパスを失敗したタゴヴァイロアは、肋骨の負傷により第1クオーター序盤に退場した。この後、タゴヴァイロアは試合に復帰せず、バックアップのジャコビー・ブリセットが投入されている。

ブリセットは残りの試合に出場し、パス40回中24回を成功させて169ヤード、インターセプト1回、パサーレーティング59.3をマークした。試合の結果としてはビルズがドルフィンズを圧倒し、35対0で勝利している。

タゴヴァイロアはチームが今季をポジティブな形でスタートするのに貢献し、ドルフィンズが17対16で勝利したシーズン第1週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦ではパス27回中16回成功、202ヤード、新人ワイドレシーバー(WR)ジェイレン・ワドルへ向けたタッチダウンパス1回、インターセプト1回という好成績を残した。シーズン第2週の試合ではわずかスナップ9回の出場で負傷してしまい、同様の活躍はできなかった。

ドルフィンズの厳しいシーズン序盤は、日曜日にピッツバーグ・スティーラーズに勝利して開幕から2連勝しているレイダースとの対戦へと続く。再起を目指すドルフィンズはタゴヴァイロアが問題なく出場できることを期待している。

【RA】