FAのCBシャーマンに「接触を図った」バッカニアーズHCエリアンス
2021年09月21日(火) 11:30フリーエージェント(FA)のリチャード・シャーマンはその獲得を検討している複数のチームから関心を集めており、その一つがタンパベイ・バッカニアーズだった。
コーナーバック(CB)のショーン・マーフィー・バンティングを故障者リザーブ(IR)に登録したことでバッカニアーズはディフェンシブバックに人員を求めており、ヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスは現地20日(月)、報道陣に対してジェネラルマネジャー(GM)ジェイソン・リヒトが最近、シャーマンと接触を図ったと語っている。
チームの記録によれば、エリアンスHCは「ジェイソンが連絡をした。彼は他のこともやっている。私は今いるメンバーを指導して、あとは彼に任せればいいだけのこと。他の選手についても検討していく。話してみて確認するだけだ。それが適切であれば、それはそうなのだから、私たちはその方向に進むだろう」とコメントしたとのこと。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが日曜朝に報じたところによると、シャーマンは近頃、複数のNFLチームから関心を寄せられているという。
プロボウルに5回選出されてスーパーボウルの優勝経験もあるシャーマンは、バッカニアーズの関心を引きつつも、直近まで所属していたサンフランシスコ・49ersと連絡を取り続けているとペリセロは伝えた。
5つの軽犯罪の容疑で7月に逮捕されたシャーマンはその後、心理治療を受けている。リーグは現在、シャーマンの法的状況を検討しているところだ。
33歳のシャーマンはキャリアをスタートさせたシアトル・シーホークスでの7シーズンでオールプロに3回選出され、同時代で最も優秀なディフェンシブバックの1人になるまでの道を切り拓いた。シャーマンは直近の3シーズンをサンフランシスコで過ごしたが、2020年シーズンはふくらはぎの負傷のために49ersではわずか5試合の出場にとどまっていた。
【RA】