パッカーズRBジョーンズ、亡き父に捧げる4TD
2021年09月21日(火) 15:53アーロン・ジョーンズの父に捧ぐ。
グリーンべイ・パッカーズのランニングバック(RB)であるジョーンズは先日、これからのキャリアをアルビン・ジョーンズSr.に捧げると誓った。ジョーンズの父であるアルビン・ジョーンズSr.はオフシーズンの間に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の合併症で亡くなっている。ランボー・フィールドに父のいない初めての試合を迎えたジョーンズは、忘れられない夜を送った。
プロボウラーでもあるジョーンズは、パッカーズが35対17でデトロイト・ライオンズを下した試合でタッチダウン4回を記録。『NFL Research(NFLリサーチ)』によれば、パッカーズの栄光に満ちた歴史上、1試合でレシービングタッチダウン3回とラッシングタッチダウン1回を記録した初めての選手となったとのことだ。
エンドゾーンはジョーンズの父が眠る場所でもある。ジョーンズは試合後、父の遺灰が入ったフットボール型のペンダントを身に着けていたものの、2回目のタッチダウンの後にそれが落ちてしまったと話した。グラウンドクルーはジョーンズが試合後のインタビューに応じていた当時、まだペンダントを回収していない。
ジョーンズは父について「彼は幸せだろう。彼はまるで、いずれにせよそれが失われるのだとしたら、エンドゾーンでなくしたって感じさ」と語った。
ジョーンズはタッチダウン4回に加え、115スクリメージヤードを記録し、ターゲット6回のすべてでキャッチに成功している。
パッカーズのクオーターバック(QB)であるアーロン・ロジャースはジョーンズについて「彼は本当にスペシャルな人間だ。彼はたくさんのことを経験してきた。フィルムを見れば、33番がそこにいるときはとにかく違う。彼は自分のチームにいてくれて最高の選手だ」とコメントした。
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