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ブロンコスDEブラッドリー・チャッブが足首の手術へ

2021年09月22日(水) 08:41


ブラッドリー・チャッブ【Tom DiPace via AP】

デンバー・ブロンコスのラインバッカー(LB)であるブラッドリー・チャッブの2021年デビューは1試合も続かなかった。今、チャッブは2021年がわずかなプレー時間に終わった第2週の出場だけにとどまらないことを願っている。

現地21日(火)にチームを通じて本人が発表したところによれば、日曜日に実施されたジャクソンビル・ジャガーズ戦で足首を再び負傷したチャッブは水曜日に足首の関節鏡手術を受ける予定であり、今季中の復帰を希望している。

「今季のゲームに戻ってこられるよう、自分にできるすべてを尽くすし、それが早ければいいんだが。俺の考え方としては毎日100%でアタックするだけだ」とチャッブは話した。

チャッブは足首に骨棘(こつきょく)を抱えており、手術はそれを“除去”して“くまなく調べる”ためのものだと明かしている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロはチャッブのタイムテーブルは手術の結果次第だと報じているものの、こういった手術からの回復期間には通常6週間から8週間が見込まれる。チャッブは故障者リザーブに置かれることになりそうだ。当初から問題を抱えていたチャッブの足首については、治療の効果が出て手術が回避できることが理想だったが、そのやり方はうまくいかなかったと『NFLネットワーク』のジェームス・パーマーが伝えている。

急成長中のブロンコスのスターにとって、最大の障害はフィールドに立ち続けることだった。

2018年のルーキーシーズンにサック12回というセンセーションを起こしたものの、2019年のチャッブはACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂によって4試合にしか出場していない。2020年は14試合に登場したが、今季の初戦は足首の負傷で逃し、その足首をひねってしまった第2週にはスナップ19回のプレーでタックル1回にとどまっている。

2勝0敗のスタートを切ったブロンコスの守備陣にとって事態をさらに悪化させているのが、インサイドラインバッカー(ILB)ジョジー・ジュエルがすでに胸筋断裂でシーズン絶望となっていることだ。

水曜日に手術が行われた後は、おなじみの回復までの道が待ち受けている。

「今季の試合に戻ってくるために、全力でプッシュする。まったく新しいブラッドリー・チャッブに会えるはずさ」とチャッブは話した。

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