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「映像は見ない」発言をジョークだと説明するバッカニアーズTEグロンコウスキー

2021年09月23日(木) 10:48

タンパベイ・バッカニアーズのロブ・グロンコウスキー【AP Photo/Mark LoMoglio】

ロブ・グロンコウスキーはタンパベイ・バッカニアーズのゲームプランをトム・ブレイディから伝え聞くだけではない。

5度のプロボウル選出経歴を持つタイトエンド(TE)グロンコウスキーはフィルターを通さない性格が災いし、今週、『ESPN2』で放送されたマンデーナイトフットボールのマニングキャストの中で、バッカニアーズの練習週に映像を見ないと発言し、またも話題をかっさらった。

ただし、これはジョークだ。

ただ、今のようなユーモアが通じない時代においては、ときに、ジョークも明確にする必要がある。

グロンコウスキーは現地22日(水)、『Tampa Bay Times(タンパ・ベイ・タイムズ)』のリック・ストラウドに対し、「映像を見まくっているから、彼女にうるさく言われるんだ」と明かした。

デトロイト・ライオンズとグリーンベイ・パッカーズが対戦した20日、伝説的なクオーターバックであるペイトンとイーライのマニング兄弟が解説するマンデーナイトフットボールの『マニング・メガキャスト』に出演したグロンコウスキーが本気でそう言っているのかと疑問に思った人もいたようだが、そうではないことを示唆している。

タンパ・ベイ・タイムズによると、グロンコウスキーはマニング兄弟に、「この間、チームメイトの(タイトエンド)キャム(キャメロン)・ブレイトから、“ロブ、真面目な質問があるんだ”と言われて、“映像を見たことがあるのか?”って。俺は“いいや、見ない。俺はただ走るだけさ。調子が良ければいい感じにいける”と答えた」と話した。

「トム(ブレイディ)が1週間に40時間も映像を見るのを知っているから、俺としては“トム、今週は誰が俺のカバーに入るんだ? 相手はどんなカバーリングをするんだ?”って聞くのさ」

グロンコウスキーがウインクをしながら話す時は話半分で聞くのがいい。

グロンコウスキーはグロンコウスキーであり、最近のプレーは彼の輝かしいキャリアを象徴するかのようだ。今季序盤の2試合でそれぞれ2回、合計4回のタッチダウンを決めたグロンコウスキーは現在、NFLのパスキャッチャーの中でトップに立っている。2月のスーパーボウルでカンザスシティ・チーフスを打ち破った際にも2回のタッチダウンを決めており、グロンコウスキーの復活は疑いようがない。

そして当然、おふざけも復活している。

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