足首の回復に「できることをやり尽くしている」というコルツQBウェンツ、水曜日の練習は不参加
2021年09月23日(木) 21:46インディアナポリス・コルツのヘッドコーチ(HC)を務めるフランク・ライクにとって、敵地に赴くサンデーゲームのテネシー・タイタンズ戦でクオーターバック(QB)カーソン・ウェンツを使えれば、それはボーナスのようなものだ。
ウェンツはロサンゼルス・ラムズに敗れたシーズン第2週に捻挫した両足首の回復に努めており、第3週ではまだ完全に除外されていないものの、ライクは練習でウェンツを使えないものと考えたアプローチを取っている。水曜日の練習にウェンツは参加しておらず、日々状態を観察することになっている。
「彼はそこに入らないと想定してアプローチせねばならない」と『WISH-TV』のチャーリー・クリフォードはライクの言葉を伝えた。
そうなると、彼らの先発はジェイコブ・イーソンということになりそうだ。プロ2年目のイーソンは、ラムズ戦でウェンツのリリーフとしてNFLデビューしたが、白星を飾ることはできなかった。
ウェンツは今週、ケガの治療のために“できることを全てやり尽くしている”と述べており、『ESPN.com』のマイク・ウェルズによると、左よりも右の足首の方が状態は悪いと語っているという。右利きのQBにとって、右足首は投げる際に軸足を支える役目を果たす。高速のスローをアシストする下半身のパワーを生み出すには理想的な状況ではない。
ウェンツはラムズ戦の大部分でプレーしており、退場時点で試合は24対24の同点だった。彼は手術を必要とする足のケガでプレシーズンを休んでおり、一時はシーズンを大きく失うことになるのではないかという懸念も持たれていた。しかし、そこから早い回復を見せてシーズン第1週でコルツデビューを果たしたが、その後足首を捻挫してしまった。
木曜日に制限付きであっても練習できるかどうかで、日曜日の可否についても推測できるかもしれない。
だが今のところは、イーソンのショーになりそうだ。
【M】