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ジミー・グラハムが練習再開
2016年09月03日(土) 08:26シアトル・シーホークスのオフェンス陣が日ごとに脅威を増している。
シアトルのヘッドコーチ(HC)であるピート・キャロルによると、タイトエンド(TE)のジミー・グラハムが練習をフルに再開しているとのことだ。
キャロルは「ジミーは全力で練習に取り組んでおり、それに関してわれわれはとても興奮している。彼も同じように戻って来たことを喜んでいるようだ。ジミーは1週間フルで練習に参加したし、来週も同じように練習することになる。慎重に、様子を見つつだ」とチームの公式サイトで語った。
グラハムが右膝蓋腱(しつがいけん)を負傷したのが昨年11月だったことを考えれば、キャロルの楽観論やグラハムの回復力が持つ凄みがさらに増すはずだ。シアトルにはグラハムを開幕戦で起用する意志はない。むしろ、さらに数週間をかけ、完全な状態になるのを待つのが賢明だろう。長いシーズンを見据え、シーホークスが3度プロボウラーに選出されたグラハムを焦って起用することはない。
昨シーズン、グラハムの先発メンバー入りは若干早すぎたようにも見え、かつてシーホークスがワイドレシーバー(WR)のパーシー・ハービンをバイキングスから獲得した時を彷彿とさせた。しかし、グラハムは負傷するまでに48キャッチ、605ヤード(1キャッチにつき平均12ヤード)を記録。グラハムがもしその数字の半分でも残し、3人のWRダグ・ボールドウィン、タイラー・ロケット、ジャーメイン・カースから相手のディフェンス陣を引き付けることができれば、クオーターバック(QB)のラッセル・ウィルソンにとってこれ以上何も望むことはない。