チーフスがWRゴードンをロースター登録、ビルズ戦出場の可能性も
2021年10月06日(水) 06:11カンザスシティ・チーフスのワイドレシーバー(WR)ジョシュ・ゴードンは現地10日(日)夜にNFLでのキャリアを再開する機会を得られそうだ。
チーフスに新しく加入したゴードンは火曜日に53人のロースターに加えられた。『NFLネットワーク』のテイラー・ビスコッティによると、ゴードンは次に控えるバッファロー・ビルズ戦に出場する見込みだという。
月曜日、ヘッドコーチ(HC)のアンディ・リードはゴードンのステータスの決定について動きがあったと示唆しており、彼がチームのオフェンスに馴染んでいることを要因として挙げた。チーフスは米国東部時間10日(日)20時20分【日本時間11日(月)9時20分】にホームでビルズを迎え撃つ予定だ。
ゴードンはかつてNFLで最もエキサイティングなワイドレシーバーの1人だったが、長期にわたる薬物乱用との戦いによってプロフットボールのキャリアが妨げられ、これまでに6回の出場停止処分を受けて2020年を含む3シーズンを棒に振っている。先月、リーグが30歳のゴードンに復帰を許すと、チーフスは練習生としてゴードンと契約を結んだ。2013年にオールプロに選出されたこともあるゴードンが最後にNFLで活躍したのは2019年で、当時、ニューイングランド・ペイトリオッツとシアトル・シーホークスで合計11試合に出場してキャッチ27回、1回あたり平均15.8ヤードという印象的な成績を残している。
直近では1月にリーグから出場停止処分を受けたゴードンは、3月にシーホークスからリリースされていた。
ゴードンが好調かつ効率的であれば、すでに爆発力のあるチーフスの攻撃陣にスタークオーターバック(QB)パトリック・マホームズの武器が新たに加わることになる。チーフスの守備陣が苦戦している中で、ビルズのスターパサーであるジョシュ・アレンとの対戦を控えているため、理想的なタイミングで新たな武器が加わったと言えよう。
【RA】