FAのLBコリンズがペイトリオッツと契約合意、3度目の加入へ
2021年10月06日(水) 10:44ジェイミー・コリンズが再びニューイングランドへ向かう。
ラインバッカー(LB)コリンズがニューイングランド・ペイトリオッツとの契約に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが伝えている。コリンズがペイトリオッツに所属するのはこれで3度目になる。
このニュースを最初に報じたのは『ESPN』だった。
コリンズは現地6日(水)に契約にサインするために機上の人となる予定だとガラフォロは伝えた。コリンズに関心を示している陣営は他にもあったものの、これまでの馴染みがあることがペイトリオッツとの契約締結につながったとガラフォロはつけ加えている。
デトロイト・ライオンズがベテランラインバッカーをリリースしたのは1週間前のことだった。新守備コーディネーター(DC)アーロン・グレンのシステムで苦戦したコリンズは先発職をルーキーに奪われていた。
これから3度目のペイトリオッツ時代が始まるコリンズ。最初は2013年のドラフト2巡目で指名を受け、3年目にはプロボウル選出を果たした。2年と少しをクリーブランド・ブラウンズで過ごした後、コリンズは2019年にニューイングランドに戻り、2020年にライオンズと契約を交わしている。
ライオンズはコリンズに合うチームだと思われていた。コリンズはペイトリオッツ時代に共にプレーしていた当時のライオンズHC(ヘッドコーチ)マット・パトリシアと合流している。実際、昨年のコリンズはライオンズの守備陣において中心的な役割を担い、タックル101回を記録していた。
しかし、ライオンズの新コーチングスタッフとコリンズの足並みは明らかにそろっていなかった。シーズン第2週に敗北したグリーンベイ・パッカーズ戦での振るわないパフォーマンスを受け、ライオンズの新HCダン・キャンベルは間もなく変化が訪れることを示唆。キャンベルはコリンズをベンチに下げてルーキーのデレック・バーンズを起用した。最初はコリンズのトレードを試みていたライオンズだが、実現しなかったことからリリースに至っている。
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