チャージャースLBボサがレイダース戦の審判を「信じられないくらいひどい」と批判
2021年10月06日(水) 15:42ロサンゼルス・チャージャーズのラインバッカー(LB)ジョーイ・ボサは、現地4日(月)の夜にラスベガス・レイダースを下した試合での審判に関する発言について、今後数週間のうちに軽い罰金が科せられることになるだろう。
とりわけ、ホールディングが取られなかったことがボサの怒りを買ったようだ。ボサはこの試合で終始、今シーズン苦戦しているレイダースのライトタックル(RT)アレックス・レザーウッドを圧倒していた。そして試合終盤にレイダースのクオーターバック(QB)デレック・カーがオーバースローとなったロングパスを放ったプレーで、ボサがインサイドの動きでレザーウッドを抜いたところ、カーの時間を稼ぐためにレザーウッドがボサをホールディングした。
これに対してコールがなかったことにボサはスポーツマンシップに反する行為として反則を取られるほど激昂。試合後もその怒りは収まらず、「あまりにも怒っていてペナルティをコールされたことさえ気がつかなかった。なんてったって審判は盲目だからな、単純に。悪いけど彼らは盲目だ。目を開いてちゃんと仕事をしてもらいたいね。信じられないくらいひどい」と話している。
チャージャースが28対14で勝利したこの試合でボサはサックとフォースドファンブルを1回ずつ記録し、QBハリーも2回マークした。NFL屈指のパスラッシャーとしてボサの経験は豊富だ。このようなフラストレーションは最も優れた選手が直面すると言えるが、それでもボサはそのフラストレーションをコントロールしなければならないと認めている。
「15ヤードはでかい。もちろん俺のせいだ。あんな風に切れちゃいけないのは分かっているけど、審判にはもっとしっかりしてもらわないと困るよ。もう何年もあちこちでコールを逃している。正直に言って、本当にずさんだ。まあ俺のやったことも情けないけど。コールがあろうとなかろうと俺は冷静になって次のプレーに移らないといけない。でも審判は試合の半分以上、目を開いてないんじゃないかと思うよ」
コールされなかったのは明らかなミスだったとしても、審判の目に関するコメントは度を超えている。こういう時のために、リーグの耳は常に敏感だ。
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