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ペイトリオッツがCBギルモアをパンサーズにトレード、2023年ドラフト6巡目指名権を獲得

2021年10月07日(木) 06:50


ニューイングランド・ペイトリオッツのスティーブン・ギルモア【NFL】

カロライナ・パンサーズが現地6日(水)、NFLの他のチームに先んじてニューイングランド・ペイトリオッツが放出を予定していると報じられたコーナーバック(CB)スティーブン・ギルモアの確保に動いた。

ペイトリオッツは2023年ドラフト6巡目指名権を手に入れ、一方のパンサーズはセカンダリーを強化すべく一流のコーナーバックを獲得したことになる。ギルモアはPUP(故障者)リストに登録されているため、NFLのルールに従い、シーズン第6週以降でなければ試合に出場できない。パンサーズでのデビュー戦は10月24日に予定されるニューヨーク・ジャイアンツとのロードゲームになると見られている。

6日午後、報道陣に対応したパンサーズのジェネラルマネジャー(GM)を務めるスコット・フィッタラーはギルモアがシーズン第7週のジャイアンツ戦に出場できることを期待していると語り、ギルモアとの契約延長にも前向きながら優先順位は高くないと明かした。

ギルモアは昨年12月に負った大腿(だいたい)四頭筋損傷の修復手術を受けており、ペイトリオッツとの新たな契約交渉ができなくなっていた。31歳のギルモアはトレーニングキャンプに参加しておらず、PUPリストに登録されて開幕を迎えたものの、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ジアルディはギルモアが健康であり、大腿四頭筋に「問題は一切ない」と報じている。

ペイトリオッツのビル・ベリチックHC(ヘッドコーチ)は水曜日に発行された声明の中で、ギルモアに感謝の言葉を伝えた。2019年には守備部門の年間最優秀選手に選ばれた経歴を持つギルモアはプロボウル選出4回を誇り、直近3回は連続して選ばれている。

【C】