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チャージャーズLBボサは“うまいこと俺を怒らせた”とレイダースQBカー

2021年10月07日(木) 14:25


ラスべガス・レイダースのデレック・カー【AP Photo/David Becker】

マンデーナイトにロサンゼルス・チャージャーズがラスベガス・レイダースを28対14で下した試合の後、チャージャーズのラインバッカー(LB)ジョーイ・ボサから受けた口撃について聞かれたクオーターバック(QB)デレック・カーは、礼節をわきまえた答えを返した。だからといって、レイダースのQBが怒っていないわけではない。

結局のところ、カーだって人間なのだ。そして、コンペティティブなプロアスリートでもある。ゆえに、優れたパスラッシュの前で動揺すると言われ、怒りを感じるのも当然だ。

「彼がそんなことを言おうと思ったことすら残念だと思う。ただ俺を怒らせたかっただけかもな。彼は俺を怒らせたから、そういう面ではいい仕事をした。だが、それも悪いことじゃない」カーは現地6日(水)に報道陣に語っている。

要約するとこういう事態だ。チャージャーズ守備陣はそれまで勢いのあったレイダース攻撃陣を前半で抑え、ボサのストリップサックなどが決まっていた。カーはこの夜、サック4回をくらっており、後半に巻き返したものの、逆転勝利には至っていない。ボサは試合後、次のようなコメントを残している。

「何度かヒットすれば、彼は動揺するって分かっていた。(ディフェンシブエンド/DEクリスチャン・コビントンによる)サックを見たとき、俺たちがそこに戻る前に、彼は体をボールみたいに丸めていた。彼は素晴らしい男であり、素晴らしい選手だ。・・・でも、プレッシャーをかければ彼の動きが鈍くなるってことを俺たちは知っている」

火曜日にこのコメントを一蹴したレイダースのヘッドコーチ(HC)であるジョン・グルーデンは、その翌日にこう話している。

「私はジョーイが好きだ。彼もそのことを知っている。私たちはやりとりしてきた。彼には自分の意見を言う資格がある。彼はほぼ逆側からゲームを見ているようだ。われわれはまた彼らに会うだろう」

実際、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区のライバルたちはシーズン第18週に再び相まみえる。プレーオフ争いが写真判定のような接戦になっていなければ、その頃までには彼らのどちらかが勝利の美酒を味わっているはずだ。

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