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チーム全体のミーティングで自身の過ちを謝罪したジャガーズHCマイヤー

2021年10月07日(木) 15:39


ジャクソンビル・ジャガーズHCのアーバン・マイヤー【AP Photo/Michael Ainsworth】

週末に墓穴を掘ったジャクソンビル・ジャガーズのヘッドコーチ(HC)であるアーバン・マイヤーが、そこから抜け出そうと試みている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に伝えたところによれば、マイヤーHCは現地6日(水)に、自らの行いについての後悔と、今感じている責任について表明すべく、チーム全体に説明する機会を設けたとのことだ。

『NFLネットワーク』のアディティ・キンカブワラはさらに、マイヤーHCがチームに対し、常に2つのことを気にかけていると話したと伝えている。それは家族(特に“37年連れ沿った”妻のシェリーさん)と、選手たちだという。

キンカブワラによれば、マイヤーHCは「私はその両者を動揺させてしまった」と話したとのことだ。

今回のチームミーティングは週末の過ちを償おうとするマイヤーHCの新たな動きとなっている。1年目のヘッドコーチであるマイヤーHCは、先週木曜日にシンシナティ・ベンガルズに敗北した後、家族と会うためにチームの帰りの便に同乗しなかった。その後、マイヤーHCが現地のバーにいる様子を捉えた複数の動画がインターネットに投稿され、特に女性がマイヤーHCの膝のすぐ近くで踊っている映像が問題視されていた。

水曜日に開かれた記者会見で、マイヤーHCはオーナーのシャド・カーンとこの件について3、4回話したと述べている。

「メッセージは声高で明確なものであり、私はそれに賛同している」とマイヤーHCは話した。

「月曜日に個別にチームと会い、今日も会った。辛らつな対話の中で、私が犯した愚かな過ちを認めた。コーチの仕事とは1番に選手の健康と安全、2番に彼らを鼓舞し、素晴らしさを引き出すこと。そして3番が彼らに成功のために必要なすべてを与え、素晴らしいロッカールームを整えることであり、次が邪魔にならないようにすることだ。私は特にシーズン第1週から第4週で大きく進歩した上で迎えるこの大事な週を前に動揺させてしまったことを謝罪した。そういった会話だった」

ベンガルズ戦の後にオハイオ州にとどまることについてはジェネラルマネジャー(GM)トレント・バールケと“前もって”話していたというマイヤーHC。後になってみれば、とりわけ敗戦にロッカールームが意気消沈していた直後であったことを踏まえ、その行為は過ちだったと思うか問われたマイヤーHCは、次のように応じた。

「今ならそれを考えるかもしれないが、当時は誰にとっても頭を切り替えるチャンスだと考えたし、私自身が家族と共に1日か2日を過ごし、その後で戻るという意味でもそうだと思った。私は彼らにも早いところ引き上げて気持ちをクリアにしてほしいと思っていた」

マイヤーHCはさらに、この騒動の中で辞任を考えたことはなく、リーグオフィスから罰金を科されてもいないとつけ加えている。

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