グリーンベイ・パッカーズとの試合後に病院に運ばれたシンシナティ・ベンガルズのクオーターバック（QB）ジョー・バロウが、喉に挫傷を負った可能性があると診断されたことをチームが明かした。ベンガルズはオーバータイムまでもつれ込んだ試合を25対22で落としている。

バロウは65回のオフェンシブスナップのすべてでプレーした。QBアーロン・ロジャースとの直接対決に注目が集まったこの試合で、2年目のQBであるバロウはパス38回中26回成功、281ヤード、タッチダウン2回、インターセプト2回を記録している。

第2クオーターに第3ダウンで9ヤードのランを行った際にパッカーズのディフェンシブバック（DB）ダーネル・サベージからタックルされたバロウは、フィールド上で簡単に状態の確認を受けていた。トレーナーが頭部を支えて安定させた後、バロウは自分の足で歩み去っており、ベンガルズの次のドライブでフィールドに復帰している。喉の挫傷と見られる損傷がこのプレーに関連するものなのかは分かっていない。

バロウはルーキーシーズンの半分をACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）断裂によって失っている。

元全体1位指名選手であるバロウは輝かしい2年目を送っていた。ベンガルズを3勝2敗に導く中で、バロウはパス成功率71.7％、1,269ヤード、タッチダウン11回、インターセプト6回をマークしている。

ベンガルズはシーズン第6週に未勝利のデトロイト・ライオンズと相手の本拠で戦う。バロウが出場できない場合、バックアップQBのブランドン・アレンが代役を務める見込みだ。

【A】