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バッカニアーズQBブレイディ、親指負傷の影響を受けずにイーグルス戦出場の見込み

2021年10月12日(火) 03:47

タンパベイ・バッカニアーズのトム・ブレイディ【NFL】

マイアミ・ドルフィンズに45対17で勝利した試合の序盤でタンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)トム・ブレイディは親指を負傷したものの、これが足かせとなることはないようで、ショートウイークでも制限をかけられずに済みそうだ。

現地11日(月)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが関係者の話として報じたところによると、ブレイディは木曜夜に開催予定のフィラデルフィア・イーグルス戦には問題なく出場できるはずだという。

ブレイディは411ヤードを投げてタッチダウンパス5回を記録し、日曜日の勝利に貢献している。400ヤード以上を投げてタッチダウンパス5回をマークしたのはブレイディの22年にわたるキャリアの中でも初めての出来事だった。

試合中、TB12の愛称で親しまれるブレイディがサイドラインで手を氷で冷やしている姿が目撃されている。試合に勝利した後、ブレイディは手にテーピングを巻いて報道陣の前に現れた。

『ESPN』のジェンナ・レインによれば、ブレイディは「若い頃の僕なら、たぶん皆さんにお見せしなかったと思う。秘密にしておこうとしただろうね。でも、この歳になると、あまり気にならなくなった。フットボールをしていてケガしただけだから、次の試合に向けてベストを尽くす――どうなるか様子を見ていくだけさ」とコメントしたとのこと。

試合序盤で負傷したにもかかわらず、残りの試合中に44歳のブレイディに少しも影響がなかったことを考えると、ショートウイークであってもブレイディのステータスが疑問視されないことに驚きはない。

ヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスは「いつ起こったとしても、早い段階で起こったのだから、彼にはあまり影響がなかった」と含み笑いを浮かべて話している。

ブレイディの健康状態とラインバッカー(LB)ラボンテ・デービッドのステータスは数日間にわたって観察されるだろう。ラポポートによると、デービッドは今回の試合でローアンクルスプレインに苦しみ、シーズン第6週を欠場するという。それ以降は週単位で経過を観察していく予定だ。

今季4勝1敗のバッカニアーズはフィラデルフィアへと向かい、14日にはサーズデーナイトフットボールで今季2勝3敗のイーグルスと対戦する。

【RA】