チーフスRBエドワーズ・ヒレアーはMCL捻挫で数週間の離脱
2021年10月12日(火) 08:33膝を負傷したカンザスシティ・チーフスのランニングバック(RB)クライド・エドワーズ・ヒレアーが最悪の事態を回避した。
エドワーズ・ヒレアーはバッファロー・ビルズに敗れた現地10日(日)の試合でMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)を捻挫し、数週間離脱することになると『NFL Network(NFL)』のイアン・ラポポートが情報筋の話を元に伝えている。
エドワーズ・ヒレアーは第3クオーターの半ばに、キャッチで11ヤードを進めたプレーの最後に膝を負傷した。フィールドを去るのに数名のチームメイトの助けを必要とし、さらなる確認のためにロッカールームに下がった後はすぐに除外されている。エドワーズ・ヒレアーがアローヘッド・スタジアムの階段やトンネルで足をかばっている様子を見たファンの胸には、最悪の事態がよぎったことだろう。チーフスが18点差で敗れたこの試合で、ダレル・ウィリアムズがエドワーズ・ヒレアーの代役を務めた。
エドワーズ・ヒレアーはルーキーシーズンを上回るペースを見せ、5試合でキャリー平均4.7ヤードを記録している。しかし、まだキャリーでエンドゾーンには到達していなかった。レシービングタッチダウンは2回あったものの、2勝3敗の不調から抜け出そうとするチーフスの助けとなることは、しばらくはできなさそうだ。
ウィリアムズとジェリック・マッキノンがエドワーズ・ヒレアーの穴を埋める見込みであり、アンディ・リードHC(ヘッドコーチ)がスピードのある武器――すなわちワイドレシーバー(WR)タイリーク・ヒル――にキャリーを任せる可能性もある。日曜日の夜だけでも6人の選手たち――クオーターバック(QB)パトリック・マホームズ、ウィリアムズ、ヒル、エドワーズ・ヒレアー、マッキノン、フルバック(FB)マイケル・バートン――が少なくともキャリー1回を記録した。
いつものようにチーフスは独創的な道を見つけるだろう。しかし、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区でロサンゼルス・チャージャーズに2ゲーム差をつけられている今、彼らはエドワーズ・ヒレアーができるだけ早く戻ってくることを期待しているはずだ。
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