現地11日（月）にジョン・グルーデンがヘッドコーチ（HC）の座を退いたのを受け、ラスベガス・レイダースが暫定HC任命に動いた。

リッチ・ビサッチアがレイダースの暫定HCに指名されたことを、チームが月曜日の夜に発表している。

ビサッチアは過去4シーズンにわたってレイダースのアシスタントHC兼スペシャルチームコーディネーターを務めていた。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートがチームの発表前に、ビサッチアが暫定HCに就任する見込みだと報じている。

61歳のビサッチアはNFLのスペシャルチームコーチとして20年目のシーズンを迎えていた。NFLでのコーチングキャリアは当時のグルーデンHCの下、2002年にタンパベイ・バッカニアーズで始まり、バッカニアーズ時代は2010年まで続いている。サンディエゴ・チャージャーズ（2011年から2012年）、ダラス・カウボーイズ（2013年から2017年）を経て、2018年にレイダースに加わった。

ニューヨーク州ヨンカーズ出身のビサッチアは1983年から2001年までの19シーズンをカレッジフットボールのコーチとして過ごした。1979年から1982年の4年間はサウスダコタ州のヤンクトン大学でディフェンシブバック（DB）としてプレーし、先発を務めている。

ビサッチアはここ2試合を落としている3勝2敗のレイダースを引き継ぐことになる。レイダースは次の日曜日に、同じく3勝2敗のデンバー・ブロンコスと相手のホームで戦うことになっている。

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