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連続100ラッシングヤード記録は途絶えるも、オーバータイムで勝利をつかんだレイブンズ

2021年10月12日(火) 16:15


ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン【AP Foto/Julio Cortez】

連続100ラッシングヤード記録をニュースとして報じられるようなやり方で維持してから1週間、ボルティモア・レイブンズのラッシング記録は歴史を自らの力で塗り替えるには至らなかった。

連続100ラッシングヤード記録はマンデーナイトの試合で途絶えたが、レイブンズはクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンがキャリアハイの442パッシングヤードをマークするという鮮やかな形で勝利を手にしている。この活躍により、レイブンズはオーバータイムにもつれ込んだインディアナポリス・コルツとの試合を31対25で制した。

連続100ラッシングヤード記録は43試合で終わり、これはピッツバーグ・スティーラーズが1974年から1977年に残した記録とタイになっている。マンデーナイトのレイブンズは86ラッシングヤードにとどまり、そのうち62ヤードはジャクソンが16回のキャリーで稼いだものだった。

連続記録が途絶えたことを試合終了の直後に知ったジャクソンだが、大事なのは勝利したことだった。

「ダメだったって? 全然構わないさ。俺たちは勝ったんだ。そんなの構わない」とジャクソンは試合後の『ESPN』のインタビューで話している。

レイブンズが歴史的なラッシング記録に並んだのは、シーズン第4週にデンバー・ブロンコス戦で102ヤードを記録してのことだった。この中の最後の数ヤードはレイブンズがすでに勝利をほぼ確定させている状況で、ニーダウンしないことを選んで稼いだものだ。ブロンコスのヘッドコーチ(HC)であるビック・ファンジオは、ジョン・ハーボーHCのチームが選んだやり方に不快感を示していた。

今、レイブンズはスティーラーズと記録を分け持つことになった。しかし、その一方で今季の戦績を4勝1敗としている。

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