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レイブンズQBジャクソン、バッカニアーズQBブレイディがシーズン第5週の最優秀選手に輝く

2021年10月13日(水) 23:40

タンパベイ・バッカニアーズのトム・ブレイディ【AP Foto/Jason Behnken】

タンパベイ・バッカニアーズのクオーターバック(QB)トム・ブレイディがサンデーゲームで大活躍して大差の勝利を飾り、ハラハラさせつつ復帰したボルティモア・レイブンズのQBラマー・ジャクソンはマンデーナイトでしびれるようなプレーを見せた。

リーグが現地13日(水)に発表した第5週のNFL最優秀選手賞で、先頭に名を連ねたのはジャクソンとブレイディだった。

インディアナポリス・コルツとの試合の第4クオーター開始時点でレイブンズは16ポイント差をつけられていたが、ジャクソンに駆り立てられたチームはオーバータイムで逆転し、31対25で勝利を飾った。

この勝利でジャクソンはキャリアハイ、そしてフランチャイズ記録となる442パスヤードを記録し、43回中37回(86%)のパスをコンプリートし、タッチダウン4回と140.5のレーティングでAFC攻撃部門の週間最優秀選手に選ばれた。また、ジャクソンはランヤードでもチームハイとなる62ヤードを達成している。

NFCの攻撃部門週間最優秀選手に選ばれたブレイディは、これがなんと32回目の同賞受賞(バッカニアーズでは2回目)となり、NFL記録を打ち立てた。

45対17でマイアミ・ドルフィンズに勝利したサンデーゲームで、ブレイディは411パスヤードとタッチダウン5回を挙げており、彼の異次元級のキャリアでも、同じゲームで400ヤード越えと5回以上のタッチダウンを達成したのは初めてのことだった。インターセプトはなく、レーティングは144.4に上り、41回中30回(73.2%)のパスをコンプリートしている。

AFC守備部門の週間最優秀選手はバッファロー・ビルズのルーキーディフェンシブエンド(DE)グレゴリー・ロウセアウに与えられた。因縁の対決となったカンザスシティ・チーフス戦で彼はチームに貢献し、ビルズが38対20で勝利。ロウセアウはタックル5回、サック1回とインターセプト1回を挙げて強力なビルズの守備パフォーマンスを支えた。

ニューイングランド・ペイトリオッツのキッカー(K)ニック・フォークは5回のフィールドゴールを全て命中させ、その中には52ヤードからのアテンプト2回も含まれていたが、最大の効果を発揮したのは彼の最も短いキックだった。フォークの21ヤードのフィールドゴールによってペイトリオッツはヒューストン・テキサンズに25対22で勝利し、彼はAFCスペシャルチーム部門の週間最優秀選手に選ばれている。

NFC守備部門週間最優秀選手の称号は驚異的な6回のパスディフェンスを見せたニューオーリンズ・セインツのコーナーバック(CB)マーション・ラティモアに与えられた。チームはワシントン・フットボール・チームに33対22で勝利している。

フィラデルフィア・イーグルスのラインバッカー(LB)T.J.エドワーズは第4クオーターで重要なパントブロックを決め、これがチームのカロライナ・パンサーズへの21対18での勝利の鍵となった。エドワーズはNFCスペシャルチーム部門の週間最優秀選手に選ばれている。

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