今季のNFLソングス・オブ・ザ・シーズンはジ・オーディブルスの『アウトレイジャス』でスタート
2021年10月15日(金) 13:332人組の音楽グループ“The Audibles(ジ・オーディブルス)”のシングル『Outrageous(アウトレイジャス)』が“2021-2022 NFL Songs of the Season(2021年/2022年NFLソングス・オブ・ザ・シーズン)”の最初の1曲に選ばれた。『アウトレイジャス』は現地14日(木)実施のタンパベイ・バッカニアーズ対フィラデルフィア・イーグルスの試合から使用される。
グラミー賞に4度ノミネートされているデュオを構成するのはドミニク “DJ”ジョーダンとジミー・ジアノス。このデュオはジャスティン・ビーバーやルーペ・フィアスコ、タイ・ダラー・サイン、サム・スミスらに楽曲を提供してきた。ジャスティン・ビーバーの最近のヒットアルバムにはラスベガス出身のこの2人による曲が多く含まれている。ビーバーのアルバム『Journals(ジャーナルズ)』には彼らの曲が5曲入っており、ビッグ・ショーンとの共作である楽曲『No Pressure(ノー・プレッシャー)』の制作でも大きな役割を果たした。最近ではビーバーのアルバム『Changes(チェンジズ)』にヒット曲『Intentions(インテンションズ)』など4曲を提供している。
ソングス・オブ・ザ・シーズンはあらゆるジャンルの大スターや新進の音楽アーティストをハイライトし、2021年シーズンを通して彼らの楽曲を放送で使用していく。ソングス・オブ・ザ・シーズンによる収入はNFLの社会正義に向けた取り組みである“Inspire Change(インスパイア・チェンジ)”に役立てられる。インスパイア・チェンジは教育、経済進出、警察機関とコミュニティの関係性、刑事司法の改革という4つの主要なエリアを対象とする。
ジ・オーディブルスは「創作しているとき、俺たちはいつも心地よいものを作ろうというアプローチをして、そのプロセスに没頭している」と話した。
「“アウトレイジャス”のディレクションには、トラックの最初からセバスティアン・レイノソが彼のユニークなタッチを加えるところまでエキサイトしていた。この曲のエネルギーがNFLの“ソングス・オブ・ザ・シーズン”にマッチするものだってことに熱狂している。音楽を通して人々に喜びをもたらそうとしている俺たちにとって最高の報いだし、すごくたくさんのヒーローたちがこの組織を支える中、インスパイア・チェンジの動きの一部になれるのはありがたいことだ」
NFLの社会責任部門副社長であるアンナ・イザクソンは「ソングス・オブ・ザ・シーズンはNFLの選手やクラブがそれぞれの地元のコミュニティで社会正義を進めようとする素晴らしい取り組みにファンがかかわるチャンスになる、エキサイティングな活動です」と述べている。
「インスパイア・チェンジによる社会正義活動をサポートするための、グラミー賞に4度ノミネートされたデュオであるジ・オーディブルスや、彼らのスリリングなシングル“アウトレイジャス”とのコラボレーションに感謝しています」
ソングス・オブ・ザ・シーズンは2019/2020シーズンにデビューし、ブラックウェイ、ケリー・ローランド、ロビン・シック、ロイス・ダ・ファイブ・ナイン、レクレー、SASHらの曲を取り上げている。
【A】