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セインツがDBフィネガンとKフォーバスを解雇

2016年09月07日(水) 22:54


セインツを解雇されたコートランド・フィネガン(手前)【AP Photo/Bill Feig】

ディフェンシブバック(DB)のコートランド・フィネガンがニューオーリンズにいた時間は短かった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地6日(火)、ニューオーリンズ・セインツがベテランのコーナーバック(CB)であるフィネガンを解雇したと伝えた。

この情報は『Pro Football Talk(プロフットボールトーク)』が最初に報道したもの。

セインツが32歳のフィネガンと契約を結んでからまだ1カ月も経過していなかった。CBキーナン・ルイスとCBフィネガンを解雇し、ニューオーリンズのロースターには残ったCBはわずかに4人。いずれも若く、2年目のデルビン・ブローに加えて、ルーキーイヤーをケガで棒に振った2年目のP.J.ウィリアムスが先発予定。また、ドラフト外の新人デバンテ・ハリスとCBケン・クローリーも登録上の序列はフィネガンより上だった。

過去数年間、フィネガンは結果を残せていなかった。昨シーズンはカロライナ・パンサーズに在籍中、レギュラーシーズンの5試合に出場し、プレーオフでは3試合に出場した。昨季、身長5フィート10インチ(約178cm)のベテランのフィネガンはNFLの中でも最もスピードの遅いCBの1人であった。

今週にも、先発出場しない複数のベテラン選手が解雇になる可能性がある。もし第1週でまだロースター入りしているベテラン選手がいれば彼らの契約は保証される。フィネガンの契約が保証されない場合、第1週が過ぎた後にセインツもしくは他チームがフィネガンと再契約する可能性もある。

セインツはキッカー(K)に関しても動きを見せている。ラポポートによるとKウィル・ルッツが先発となりKカイ・フォーバスは解雇されたようだ。ボルティモア・レイブンズが契約を交わした新人のルッツは今年8月末に解雇されていた。加えて、ラポポートはニューオーリンズがボルティモアの推薦を受けた後にルッツをロースター入りさせたと伝えた。

その他、6日に起きた各チームの動向:

1.インディアナポリス・コルツはラインバッカー(LB)のアキーム・エイヤーズと契約合意。ベテランのエイヤーズは昨季、セントルイス・ラムズで16試合に出場。これにともないインディアナポリスはCBのネイコ・ソープを放出。

2.デトロイト・ライオンズはタイトエンド(TE)のカーリ・リーを放出し、LBのジョン・ボスティックを故障者リストに登録。

3.タンパベイ・バッカニアーズはかつてヒューストン・テキサンズに在籍していたワイドレシーバー(WR)のセシル・ショーツと契約。ショーツは6日早くにタンパベイでワークアウトを行った。バッカニアーズはショーツとの契約にともないWRのエバン・スペンサーを放出。

4.ニューヨーク・ジェッツは2012年ドラフト7巡目で指名したセイフティ(S)アントニオ・アレンと再契約を結んだと発表。アレンは先週、今年3月に契約したヒューストン・テキサンズから放出されていた。

5.バッファロー・ビルズはかつてシンシナティ・ベンガルズのWR兼リターナーであったブランドン・テイトと契約したと発表。