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ブラウンズRBハント、LBオウスコラモーアが1カ月以上離脱か

2021年10月19日(火) 10:43

カリーム・ハント【AP Photo/David Richard】

ハロウィンまでまだ数週間あるものの、クリーブランド・ブラウンズはもう十分恐ろしい目にあっている。

現地18日(月)、いくつかのバッドニュースがべレアにあるチーム本部を襲った。アリゾナ・カーディナルスに37対14で敗れた試合の後で訪れた第一報は、ランニングバック(RB)カリーム・ハントの復帰までの、見通しの暗いタイムラインだ。ヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーは報道陣に対し、ハントはふくらはぎの負傷によって故障者リザーブ(IR)リスト入りすることに“なりそうだ”と話しており、IRのルールによって少なくとも3週間の離脱を強いられる可能性がある。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたところによれば、ブラウンズはハントがこの負傷によって4週間から6週間離脱することになると見ているという。ハントは大敗を喫した試合の後半に負傷した。

また、ステファンスキーHCによれば、ルーキーのラインバッカー(LB)ジェレマイア・オウスコラモーア(足首)も数週間離脱するとのことだが、正確にどれくらいの期間になるのかは特定されていない。オウスコラモーアはカーディナルスに負けた試合でハイアンクルスプレインを患っている。

肩を負傷したクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドとワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムもまだ正式なタイムラインは出ていない。メイフィールドとベッカムは日曜日に現場に戻り、勝敗をひっくり返せないことが明らかになった時点までプレーしていた。

ハント、オウスコラモーア、メイフィールド、ベッカムの全員が、月曜日に提出された暫定故障報告にDNP(練習不参加)として記載されている。

ブラウンズはシーズン第6週を迎えた時点ですでに多くの負傷を抱えており、先発オフェンシブタックル(OT)の2人やスターRBニック・チャッブ、レシーバーのジャービス・ランドリー、LBマルコム・スミス、ディフェンシブタックル(DT)アンドリュー・ビリングスを含む選手らがいない状態でのプレーを強いられている。日曜日に負傷者が増えたことでブラウンズの現状は悪化しており、ショートウイークで次の試合に臨む――サーズデーナイトにデンバー・ブロンコスと対戦――ことを考えれば、選手の健康面から見てこれ以上悪くなりようのない状況だ。ステファンスキーHCは月曜日に行われた記者対応でチャッブの次戦出場を除外せず、ロサンゼルス・チャージャーズに47対42で敗れた際に追ったふくらはぎのケガからの回復において進展していると話した。チャッブも故障者報告でDNPとされている。

3連敗中のブロンコスと対戦するにあたり、ブラウンズは少なくともメイフィールドとベッカムが出撃準備を整えることを希望しているだろう。

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