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49ersのQBガロポロが練習復帰、ランスは不参加続く

2021年10月19日(火) 12:24

サンフランシスコ・49ersのジミー・ガロポロ【AP Photo/Tony Avelar】

サンフランシスコ・49ersが再びクオーターバック(QB)を交代させる。今回は元の先発に戻す形だ。

ジミー・ガロポロが現地18日(月)に練習に戻り、膝を負傷したルーキーのトレイ・ランスは活動に参加していない。『San Francisco Chronicle(サンフランシスコ・クロニクル)』のエリック・ブランチによれば、ジミーGには10月上旬に抱えたふくらはぎの負傷の影響はない様子だったという。

これらの動きからすると、ガロポロが今週末にインディアナポリス・コルツ戦で先発の役割を担い、3連敗からの脱出を目指すことになるだろう。ガロポロの復帰がこれまでより良い結果につながるかが一つの疑問になる。

シアトル・シーホークスに敗れたシーズン第4週の試合の前半でふくらはぎを痛めたジミーGは、過去6クオーターで出場していない。このケガによってランスがNFLで初先発を務めるチャンスが生じていた。そのランスが膝を捻挫し、シーズン第7週に向けたステータスは不確かになっている。

クオーターバックの健康状態は近年のサンフランシスコに起こってきた問題だ。2018年にチームがガロポロをリーグで最高額が支払われる選手にして以来、先発として出場する可能性のあった53戦中、24試合を逃している。さらに、ここ13カ月は健康なときも苦戦する姿が見られていた。

ゲームで最も大事なポジションにおける負傷と不安定さが、2勝3敗の49ersがわずか2年前にスーパーボウルを戦ったような高みに至れない主な理由なのかもしれない。それらのすべてが2021年のドラフトでトレードアップし、未来の先発としてランスを指名する道へとつながった。それでも、クオーターバックとチーム全体における紆余曲折は今もチームの現実として続いている。

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