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ワクチン接種済みのQBニュートン、今もプレーを強く希望

2021年10月19日(火) 15:33

キャム・ニュートン【AP Photo/Elise Amendola】

クオーターバック(QB)キャム・ニュートンは2021年にNFLでキャリアを続けて行く機会を望んでいる。

その目標に向け、ベテランクオーターバック(QB)であるニュートンは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンを接種したことを自身の『YouTube(ユーチューブ)』チャンネルで明かした。

ニューイングランド・ペイトリオッツは2021年シーズンが始まる前に32歳のニュートンをリリースし、新人マック・ジョーンズにチームの先導役を任せた。この決定の以前、ニュートンはチームがCOVID-19プロトコルの“誤解”があったと説明した動きが原因で、プロトコルに従って3回の練習欠席を強いられていた。ビル・ベリチックHC(ヘッドコーチ)は後に、ニュートンのワクチン接種状況はリリースの決断と無関係だと話している。

リリースされた後の9月初旬、ニュートンはペイトリオッツが自分をリリースしたのは“注意をそらすもの”になるからだと話した。

日曜日に投稿された動画の中で、ニュートンは2021年にチームに加わりたいとの希望を強調している。

『ESPN』によるとニュートンは「もちろん今もフットボールをプレーしたい。俺は今でも、そこでパフォーマンスを発揮し、7歳のときからやっていることをやりたい」と話したという。

ニュートンがワクチンを接種したことによって、新チームに加入する前に隔離期間を設けないで済む。NFLのCOVID-19プロトコルによれば、今の段階ではワクチン未接種のフリーエージェント(FA)は本質的に除外されることになる。ニュートンは自身のワクチン接種状況はチームにとってそれが妨げにならないことを示していると指摘した。

問題は、ベテランのニュートンを加入させることで利益を得るチームはどこなのか、という点だ。ニュートンは映像の中で状況は“正しくなるはず”と語り、複数のオファーを受け取っているとつけ加えた。シーズンのこの段階では、空いているQB職は少ない。また、クオーターバックというポジションに必要な学習や準備期間を踏まえると、各チームはフレッシュなメンバーを加えるより、すでにチーム施設にいるメンバーでやっていこうとする傾向がある。

タイロッド・テイラーのケガが長引き、デイビス・ミルズが苦戦し続けることがあれば、テキサンズがニュートンを迎えるのだろうか? サム・ダーノルドが振るわないカロライナ・パンサーズとの再会はどうだろう?

ラッセル・ウィルソンが故障者リザーブ(IR)になっているシアトル・シーホークスも一つの可能性だ。『ESPN』によると、シーホークスHCのピート・キャロルは月曜日にニュートンと話し合いをもったと明かしたものの、どの程度の話だったかは分かっていない。

リリースされた際、ニュートンはジョーンズのバックアップを務めるのもやぶさかではないと話していた。それは他のチームでも言えることなのか、もしくは、2022年まで別のチャンスを待たなければならないのかは、そのうち分かるだろう。

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