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ジャガーズがベテランKランボーを放出へ

2021年10月20日(水) 00:43

ジャクソンビル・ジャガーズ【NFL】

ジャクソンビル・ジャガーズのキッカー(K)マシュー・ライトがもうひとつの勝利を手にした。

現地19日(火)朝、ジャガーズは長年チームで活躍してきたベテランキッカーであるジョシュ・ランボーを放出したと発表している。

23対20でマイアミ・ドルフィンズに勝利したロンドンゲームで、ジャガーズにとって2021年シーズン初となるフィールドゴールを決めたライトは、決勝点となった53ヤードのキックを含む3回のフィールドゴールを成功させた。

今季序盤5試合でフィールドゴールを4回中全て外していた(シーズン第5週のライトの失敗を含む)ジャガーズがランボーを放出としてもそれほど驚きではない。

今季序盤3回のフィールドゴールと2回のポイントアフタータッチダウンを失敗した後、ランボーはライトと交代していた。

30歳のランボーはサンディエゴ・チャージャーズ(現ロサンゼルス・チャージャーズ)でキャリアをスタートさせた後、過去5年間をジャクソンビルで過ごしている。素晴らしい足を持つランボーはジャガーズ時代に91.6%というチーム史上最高のフィールドゴール成功率を記録するなど、ポジションに安定感をもたらしていた。

ヘッドコーチ(HC)アーバン・マイヤーにNFLキャリア初勝利をもたらすキックを決めたライトが、フルタイムの仕事を勝ち取ったのは明らかだった。2019年ドラフト外だったライトは練習生としてチームを転々とし、昨季はピッツバーグ・スティーラーズで3試合に出場している。

マイヤーHCは月曜日に『SI.com』に対して「彼が試合後に話しているのを聞くのはその時が初めてで、誰も聞き取れなかったから大きな声で話させた」と語り、「正直、ここにいた人が廊下を歩く彼を見て、“あれは誰だったっけ?”と言ったのを覚えている。ただ、今では誰もがマットのことを知っている」と続けた。

【RA】