ブロンコス戦の出場判断は自分次第とブラウンズQBメイフィールド
2021年10月20日(水) 05:43クリーブランド・ブラウンズのクオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドは現地21日(木)夜に控えるデンバー・ブロンコス戦に出場する意向を示した。
シーズン第6週に再び痛めた左肩のケガに対処するメイフィールドは火曜日、報道陣に対して今週中にはフィールドに出られる見込みだと伝えている。
『Cleveland.com』のメアリー・ケイ・カボットによれば、メイフィールドは「それは俺の決断だ。プレーするかしないかは俺が決めるし、そういうもんだ」と話したという。
メイフィールドは19日の練習に参加するかどうかについては話しておらず、「昨日より今日の方が良くなっているのは確かだ。炎症を抑えつつ、基本に戻って様子を見ていく」とコメントしている。
ブラウンズのヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーは後に、火曜日の練習ではメイフィールドに制限が設けられると述べた。『Associated Press(AP通信)』によるとステファンスキーHCは木曜夜に先発するQBを決めておらず、2番手のケイス・キーナムと「すべてのバックアップ」に自信を持っていると付け加えたという。
メイフィールドはシーズン第2週に投球側でない左肩をケガしており、日曜日に敗北を喫した試合でも再び負傷した。ヒットを受けてから数回のプレーこそ参加しなかったものの、その後、試合に復帰している。メイフィールドはシーズン第2週のケガは完全な関節唇断裂だったとして、次のように話している。
「本当に、完全に断裂していた。他にもいくつか問題を抱えている。あのケガはそのうちの1つ・・・ああいうケガをしたら肩を安定させようとするもんだ。周りの筋肉や靭帯を強化して安定感を感じられるようにし、脱臼する可能性をほぼゼロにした。それが今の俺の状況だ。ラッキーなことに、俺には一緒に対処してくれる素晴らしい人がいるから、そういうことができた。・・・管理して二度と起こらないようにしている。でも、日曜日の試合みたいなこけ方をすれば、俺の感覚だと、どんな人の肩でも外れただろうね。だから、あれはちょっとした異常事態だった」
ブラウンズではランニングバック(RB)のニック・チャッブとカリーム・ハントがふくらはぎをケガしており――チャッブはブロンコス戦を欠場し、ハントは故障者リザーブ(IR)に入っている――ワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムが肩を負傷、両先発オフェンシブタックル(OT)(ジェドリック・ウィルズ、ジャック・コンクリン)もケガを抱えている。ブラウンズは月曜日に提出した故障者報告に20名の選手を掲載しており、そのうちメイフィールドを含む10名は練習をしていないはずだ。
【RA】