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コルツ戦へのQBガロポロの出場に“とても楽天的”な49ersシャナハンHC

2021年10月21日(木) 12:04

サンフランシスコ・49ersのジミー・ガロポロ【AP Photo/Tony Avelar】

サンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)ポジションはシーズン第7週に通常の状態に戻ろうとしている。

49ersのヘッドコーチ(HC)であるカイル・シャナハンは現地20日(水)に、サンデーナイトにインディアナポリ・コルツと戦う試合について、QBジミー・ガロポロの準備が整っていることに“とても楽天的”だと報道陣に話した。『The Athletic(ジ・アスレチック)』のデビッド・ロンバルディが報じている。シャナハンHCは新人のバックアップQBトレイ・ランス――チームの前戦に先発して17対10でカーディナルスに敗北――がシーズン第7週にプレーする予定はないとつけ加えた。

シャナハンHCの発言の後、ガロポロ本人もふくらはぎのケガの調子は“本当に良いとコメント。ガロポロには水曜日の練習の後、ケガの具合がどうかを確認する機会がある。

チームが最初の3戦で2勝1敗(アーロン・ロジャースの大活躍がなければ3勝0敗になっていたはず)を記録する力となったガロポロは、シーズン第4週にシアトル・シーホークスに敗北した試合でふくらはぎを負傷し、途中退場している。ランスがこの試合の残りでガロポロの後を引き継ぎ、シーズン第5週の試合全体でもプレーしたが、膝を負傷したことによってコルツ戦には出場できない見通しとなっていた。

ガロポロとランスの力関係はチームが4月のドラフトで全体3位にトレードアップしてランスを指名したときから話題になっていた。あまたの議論に大きな流れをもたらしたのがガロポロの負傷であり、49ersがランスを選択する主な理由となったのもガロポロが負傷する可能性だった。

2021年に正式な世代交代があるとは見られておらず、暫定的な交代も1週間と少ししか続かなかった。ガロポロが健康状態を維持して自分の職を守れるかは、サンデーナイトの試合以降で分かるだろう。

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