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ペイトリオッツQBジョーンズのパスをキャッチすると「枕みたい」とWRボーン

2021年10月21日(木) 15:45


ニューイングランド・ペイトリオッツのマック・ジョーンズ【AP Photo/Winslow Townson】

ニューイングランド・ペイトリオッツのワイドレシーバー(WR)ケンドリック・ボーンは、NFLでの5年間のキャリアの中で何人ものクオーターバック(QB)とプレーしてきた。最も有名なのはサンフランシスコ・49ersのジミー・ガロポロ、そして今のマック・ジョーンズだ。

現地19日(火)、26歳のボーンは『98.5 The Hub(98.5ジ・ハブ)』に出演した際、ジョーンズがよりキャッチしやすいボールを投げてくれることを称賛した。

『Mass Live(マス・ライブ)』が報じたところによれば、ボーンは「速度に関して言えば、マックはかなり強いパスを投げている。でもそれをキャッチした時はまるで枕みたいなんだ。これは自信を持って言える。彼は特別だ」とコメントしたとのことだ。

49ersで4年間一緒にプレーしたジミーGのパスはより当たりが強く、銃弾のようだったとボーンは言う。

ジョーンズはこの見事なパスを投げたことで輝きを放っていた。とりわけボーンとの間にいたディフェンスを翻弄(ほんろう)した点が素晴らしい。タイトなウインドーにパスを通す正確さも、キャリアの初期段階としては目を見張るものがある。

50回以上のパスアテンプトを記録している5人の新人クオーターバックの中で、ジョーンズが最も高いパス成功率とパサーレーティングをマークしている。さらに、今シーズンにタッチダウンパスの回数がインターセプトの回数を上回っているのは彼だけだ。『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によれば、ジョーンズのパス成功率は期待値を4.6ポイント上回っており(NFL内6位)、パスを出すまでの平均時間は2.64秒(NFL内5位)だという。一方でディープボールの記録は振るわず、アテンプト当たりのエアヤードは7.7ヤード(23位)、ディープパスを投げる割合は8.5%(28位)となっているが、その責任の一部はワイドアウトのミスにもある。

今シーズンにパス成功率71.1%を記録しているジョーンズは、対象となるパサーの中で4位。単シーズンとしてはNFL史上7番目に高く、ルーキーとしては最も高い成功率(最低200回のパスアテンプトを記録)となる。

ボーンは「ペイトリオッツの新しい時代の幕開けをマックと一緒に迎えることができて、俺は本当に恵まれていると思う。何人かの選手が変わっただけだけど、このチームの一員で良かった。俺たちにはポテンシャルがあることを示すような良いプレーをたくさんできていることに俺は感謝している」と話す。

これまでのジョーンズへの称賛にもかかわらず、ペイトリオッツのオフェンスはより一貫性を高め、より多くのビッグプレーを生み出さなければならない。

ペイトリオッツはホームでの連敗を4で終わらせるべく、日曜日に1勝止まりのニューヨーク・ジェッツとの対戦に臨む。

【R】