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スーパーボウルのリングを盗まれたブロンコスLBウェア

2016年10月27日(木) 13:46


デマーカス・ウェア【AP Photo/Jack Dempsey】

デンバー・ブロンコスのパスラッシャーであるデマーカス・ウェアが第50回スーパーボウルのチャンピオンリングを盗まれてしまった。

将来の殿堂入りが確実視されているディフェンシブエンド(DE)兼ラインバッカー(LB)のウェアはマンデーナイトフットボールでクオーターバック(QB)ブロック・オズワイラー率いるヒューストン・テキサンズ戦に勝利を収めた後、帰宅するとすぐに自宅が強盗に入られていることに気づいた。ウェアは『Twitter(ツイッター)』でこのニュースを拡散し、その後、記者に対しては今回失った数多くの貴重品の内の1つがそのリングであったと説明した。

警察は地元紙『The Denver Post(ザ・デンバー・ポスト)』を通じ、その“貴重品”が彼の自宅から持ち去られたことを認めた。

ウェアはツイッター上に「試合に勝って家に着き、強盗に入られたと気づいた。盗まれた物は大したことないが、身の安全が心配になる。防犯カメラが付いていて良かった」と自身の心境を投稿。

警察からすると、その防犯カメラに映った映像は犯人特定に十分鮮明なもので、現地25日(火)には犯人と思しき男の写真が載った手配書が配られた。犯人逮捕の協力者には報奨金として最高2,000ドル(約21万円)が提供されるようだ。

「デンバー警察からです。強盗の逮捕にご協力お願いします。もしご存知の方がいらっしゃれば、デンバー警察までご連絡ください。犯人逮捕協力者には報奨金として一定金額が提供されます」

デンバー警察署が持つツイッターの公式アカウントにはこのような投稿がされていた。

リング自体の代わりになるものはあるが、今回のケースのように持ち主の思い出が詰まっている品物を盗む犯罪が多発することは非常に遺憾である。ウェアの防犯カメラが犯人逮捕に役立つことを願っている。