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足首負傷のバッカニアーズWRアントニオ・ブラウン、シーズン第7週ベアーズ戦を欠場

2021年10月23日(土) 05:35

タンパベイ・バッカニアーズのアントニオ・ブラウン【AP Photo/Matt Rourke】

タンパベイ・バッカニアーズのワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンの不安定ながらも実りある2021年シーズンは、またしても中断されてしまった。

現地22日(金)、ヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスは報道陣に対し、足首負傷によりブラウンがシーズン第7週のシカゴ・ベアーズ戦には出場しないと明かした。

タイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキー(肋骨)、ラインバッカー(LB)ラボンテ・デービッド(足首)、コーナーバック(CB)リチャード・シャーマン(ハムストリング)もベアーズ戦には出場しない予定だ。

ブラウンとシャーマンはバッカニアーズが勝利したシーズン第6週のフィラデルフィア・イーグルス戦で負傷している。デービッドとグロンコウスキーはその試合のキックオフ前に欠場が決まっていた。グロンコウスキーはバッカニアーズがシーズン第3週に敗れたロサンゼルス・ラムズ戦以降、出場していない。

ブラウンは出場した5試合のうち2試合で120レシーブヤードを突破し、キャッチ29回で400ヤードを超えるなど、シーズン序盤の1カ月半を素晴らしい成績で終えていた。クオーターバック(QB)トム・ブレイディをはじめ、バッカニアーズにとって今年も爆発的なプレーメーカーとなっていたブラウンは、直近ではシーズン第5週のマイアミ・ドルフィンズ戦でキャッチとランでタッチダウンを決めるお馴染みの戦法を見せていた。

ブラウンはタッチダウンレシーブ総数で昨シーズンの記録(4回)にすでに匹敵しており、オールプロに選出された2017年シーズン以降には見られなかったペースでヤード数を伸ばしていた。日曜日にブラウンは今季2回目の欠場をする。バッカニアーズではプレーメーカーの層が厚いことが幸いしている一方で、2018年以来、輝かしいシーズンを過ごそうとするとブラウンの前にはいつもケガの問題が立ちはだかってきた。33歳のブラウンは1日も早い復帰ができることを願っているだろう。

【RA】