ニューヨーク・ジャイアンツは今季これまでの6週間で1勝しか挙げておらず、3人の主力選手を欠いた状態で2勝目を目指さなければならない。

ランニングバック（RB）セイクワン・バークリー（足首）、ワイドレシーバー（WR）のケニー・ゴラデイ（膝）とカダリウス・トニー（足首）が現地24日（日）に対戦するカロライナ・パンサーズとの試合を欠場する。

トニーはジャイアンツがロサンゼルス・ラムズに敗れたシーズン第6週の試合で足首を痛め、ゴラデイとバークリーはその前週に敗北を喫したダラス・カウボーイズ戦で負傷し、ラムズ戦には出場していない。

この主力3名を欠いたジャイアンツは、今季、順調に勝利を重ねているラムズを相手にチャンスを作れず、クオーターバック（QB）ダニエル・ジョーンズは4回のターンオーバー（インターセプト3回、ファンブルロスト1回）を喫している。加えて、ジョーンズのほか、ランニングバックのデボンティー・ブッカーとイライジャ・ペニーをあわせても獲得したランヤードは60しかなく、ジャイアンツはハーフタイムまでに28対3の大差をつけられ、最終的には38対11で敗れた。

さらに、ジャイアンツ攻撃陣ではWRジョン・ロス（ハムストリング）、WRダリウス・スレイトン（ハムストリング）、タイトエンド（TE）のスターリング・シェパード（ハムストリング）とエバン・エングラム（ふくらはぎ）など、複数の選手のステータスがクエッショナブルとなっている。

ジャイアンツが今週末に対峙するのは、ラムズほど強力とは言えないながらも、今季3勝3敗のパンサーズだ。パンサーズは開幕から3試合で勝ち星を挙げ続けたものの、ここ3試合は連敗中。指揮官のジョー・ジャッジHC（ヘッドコーチ）が2021年シーズンの2勝目を手に入れるためにはバックアッププレーヤーたちの奮起が必要だ。

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