サンフランシスコ・49ersは先発クオーターバックが復帰を果たそうとしているところに、またしても主力選手が負傷してしまった。

レフトタックル（LT）トレント・ウィリアムス（肘／足首）が3日連続で練習を欠席しており、試合に向けたステータスはダウトフルとなっている。一方で、クオーターバック（QB）ジミー・ガロポロ（ふくらはぎ）のステータスには指定がなく、新人のシングルコーラーであるトレイ・ランス（膝）が予想通り除外された。現地24日（日）夜にインディアナポリス・コルツと対戦する際はガロポロが先発する予定だ。

ウィリアムスは49ersの鉄壁として活躍しており、ガロポロやランスの死角を守る要の1人だ。オフェンシブラインのケガが、守るべきクオーターバックによってより重要になるとすれば、ガロポロのブロッキングを担当する選手ほど重要な役割はないと言えよう。ガロポロは負傷に見舞われることが多く、確実にフィールドに君臨し続けられていないことから、49ersはドラフトで正当な才能を持つ後継者を指名するに至った。

ウィリアムスはガロポロを守る上で49ersの中ではトップのプレーヤーだ。『Pro Football Focus（プロ・フットボール・フォーカス）』によれば、昨シーズンはウィリアムスがNFLのベストタックルだったという。ウィリアムスが不在となれば、その存在があるときよりも、ガロポロの復帰に神経を使うことになるだろう。

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