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ジェッツQBウィルソンが膝の負傷でペイトリオッツ戦を途中離脱

2021年10月25日(月) 06:22


ニューヨーク・ジェッツのザック・ウィルソン【AP Photo/Steven Senne】

ニューヨーク・ジェッツのクオーターバック(QB)ザック・ウィルソンがニューイングランド・ペイトリオッツ戦の第2クオーター序盤で膝を負傷して途中離脱、試合に復帰することなく、チームは54対13でペイトリオッツに敗北している。

試合後、ジェッツのヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーは報道陣に対し、ウィルソンは月曜日に膝のMRI検査を受ける予定であると述べ、チームはケガの深刻度に「ひとまず」満足していると付け加えた。

続けざまに2回の強い衝撃を受けたことが負傷の原因になったと考えられている。まず、サイドライン付近でボールを投げようとしたところ、ペイトリオッツのディフェンシブタックル(DT)ローレンス・ガイからタックルされてウィルソンの足は不自然にねじれてしまった。

次に、ワイドレシーバー(WR)キーラン・コールに放ったパスがインコンプリートとなった後、ウィルソンはラインバッカー(LB)マット・ジュードンから背中にヒットを受けている。しばらく地面に横たわっていたものの、ウィルソンは足を引きずりながら自力でメディカルテントへ移動した。その時点でジェッツは17対0でリードされており、ウィルソンの復帰は当初、クエッショナブルとされていた。

バックアップQBマイク・ホワイトがウィルソンのリリーフとして出場し、ジェッツにとって3回目のドライブを締めくくっている。ホワイトは2回のハンドオフを経てWRコーリー・デイビスに3ヤードのタフなパスを通してタッチダウンドライブを演出。ホワイトはこのドライブで合わせて4回のスナップをプレーし(1回はペナルティで無効)、その後も司令塔を務めた。

ウィルソンはパス10回中6回を成功させて51ヤードを記録し、一方でホワイトはパス32回を投げて20回成功、202ヤード、タッチダウン1回、インターセプト2回をマークした。

【RA】