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QBガロポロが先発を続投すると「思う」と49ersのシャナハンHC

2021年10月26日(火) 00:30


サンフランシスコ・49ersのジミー・ガロポロとトレント・ウイリアムス【Alika Jenner via AP】

現地24日(日)、サンフランシスコ・49ersはモンスーンが吹く中で行われた本拠地開催の試合でインディアナポリス・コルツに30対18で敗れて4連敗を喫している。

クオーターバック(QB)ジミー・ガロポロがここのところ苦戦しているにもかかわらず、ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンは試合直後にシーズン第8週のシカゴ・ベアーズ戦でクオーターバックの変更を検討する準備はしていなかった。

ガロポロがこのまま先発を務め続けるのかと質問されたシャナハンHCは「そうなると思う」と答えて「映像を見て、まずはみんなが健康かどうかを確認する。メンバーがどんな状態なのかさえ分からない。今、ジミーがこの試合に出場できるほど健康になったのは良かった」と続けている。

ガロポロはパス27回中16回を成功させて181ヤード、タッチダウン1回、インターセプト2回を記録し、パサーレーティングは60.9だった。ガロポロは3試合連続で1回以上のインターセプトを喫している。

試合中に一度も止むことなく降り続いた激しい雨はガロポロのグリップ力やパスの精度を落とすなど、49ersに悪影響を及ぼした。

シャナハンHCはコルツ以上に49ersに影響を及ぼした要素について「私たちは投球でもキャッチでも、相手より苦労していたように思う」と述べた。

QBトレイ・ランスはシーズン第5週に膝を負傷したことにより日曜夜の試合を欠場している。ふくらはぎを痛めていたガロポロはシーズン第6週のバイウイーク前の試合で欠場を余儀なくされていた。

シャナハンHCは試合直後に何も公言しなかったが、それはランスのケガの状態が影響していたと考えられる。ガロポロが苦戦を強いられていたことを踏まえると、ランスの調子が良好であれば何らかの形でフィールドに出ていてもおかしくない。

シャナハンHCは次のように述べている。

「私はチーム全体を心配している。今のクオーターバックの状況だけを考えているのではない。すべてを評価し、チームの状況を確認し、シカゴに勝つための最良のチャンスは何なのかを考えて選択肢を検討する。選択肢を探すこと、それが毎週の仕事だ。今週は2人のクオーターバックが負傷していた。ジミーは復帰してプレーできた。来週、トレイが(プレー)できるかどうかはまだ分からないが、いろいろと解決策を考えている」

ランスを獲得するためにトレードアップした後、49ersは優勝候補だと見られていた。一方、4連敗中の現在、49ersは荒野で迷子になっているかのように見える。

「今はかなり落ち込んでいる」と言うシャナハンHCは「4試合も連続で敗れている。連敗が始まってもう1カ月だ。厳しいね。3連敗していた2週間も、本当に厳しかった。また1つ増えてしまった。そう簡単にはいかないね。私はみんなにタフな心を持つように、と伝えた。団結しなければならない。個性豊かなメンバーが揃っている。私たちは十分に優れたフットボール選手たちに恵まれていると思う。来週のシカゴ戦ではどんなことが起ころうとも対処し、調子を取り戻してより良いプレーをしなければならない」と続けた。

【RA】