膝を負傷したニューヨーク・ジェッツの新人クオーターバック（QB）ザック・ウィルソンはしばらく出場機会を逃すことになった。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが関係者の話として現地25日（月）に報じたところによると、MRI検査でウィルソンがPCL（後十字靭帯／こうじゅうじじんたい）を軽く捻挫しているのが確認されたという。少なくとも今後2週間は欠場することになりそうだ。

ウィルソンはニューイングランド・ペイトリオッツに54対13で敗れた後、膝から“ポン”という音が聞こえてから“ゆるい”感じになったと話している。

ウィルソンは第2クオーター序盤に数回の衝撃を受けて退場した。ヒットされた後、ウィルソンは足を引きずりながら自力でメディカルテントへ移動し、その後は試合に復帰しなかった。試合ではパス10回中6回を成功させて51ヤード、サック1回を記録している。

バックアップQBマイク・ホワイトがウィルソンに代わって出場し、パス32回を投げて20回成功、202ヤード、タッチダウン1回、インターセプト2回をマークして試合を終えた。ドラフト5巡目でダラス・カウボーイズから指名された26歳のホワイトはいまだにNFLの試合で先発出場を果たしたことがない。

【RA】