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ブラウンズRBチャッブは練習に復帰もQBメイフィールドは欠席

2021年10月26日(火) 06:04

クリーブランド・ブラウンズのニック・チャッブ【NFL】

負傷者が続出しているクリーブランド・ブラウンズは現地21日(木)夜にデンバー・ブロンコスを打ち負かした後、次の試合まで少し余裕のある1週間を過ごしている。そして、この間にいくつか進展があったようだ。

『Associated Press(AP通信)』のトム・ウィザーズによると、ランニングバック(RB)ニック・チャッブとライトタックル(RT)ジャック・コンクリンはメディアに公開された月曜日の練習に参加していたという。クオーターバック(QB)ベイカー・メイフィールドをはじめとし、セーフティ(S)ジョン・ジョンソン、センター(C)JC・トレッター、ディフェンシブタックル(DT)マリク・ジャクソン、タイトエンド(TE)デイビッド・ジョクは参加しておらず、ワイドレシーバー(WR)ジャービス・ランドリーはチームメイトと一緒にストレッチをした後に施設内へ戻っている。

シーズン第2週に負傷した肩の状態がシーズン第6週のアリゾナ・カーディナルス戦で悪化したメイフィールドの不在は特に目立つ。シーズン第7週の試合はケイス・キーナムが代わりにプレーしていた。

ランドリーはシーズン第2週のヒューストン・テキサンズ戦で膝を痛めて3週間欠場していたが、木曜夜のブロンコス戦には復帰。この試合でキャッチ5回、37ヤードをマークしたものの、試合終盤には足の不調を訴えていたようで、足を引きずりながらサイドラインに戻っている。ジョンソン、トレッター、ジャクソン、ジョクの4人はブロンコス戦に出場していた。

チャッブは47対42でロサンゼルス・チャージャーズに敗れたシーズン第5週の試合でふくらはぎを負傷したため、過去2試合を欠場している。RBカリーム・ハントはシーズン第6週には試合の大半に出場していたものの、ふくらはぎを負傷してしばらく欠場することになった。

前回の試合ではこの2人に代わって出場した3番手のディアーネスト・ジョンソンがキャリー22回でキャリアハイの146ヤードとタッチダウン1回を記録している。この活躍により、ディアーネストはシーズン第7週のフェデックスグラウンド部門週間最優秀選手賞にノミネートされた。

ディアーネストの活躍は昨シーズンに2002年以来のポストシーズン進出を果たし、1994年以来のプレーオフで白星を挙げたことで、今季もプレーオフを争うことが期待されているブラウンズの現状を物語っている。ブラウンズはここ数週間で非常に多くの負傷者を出しており、WRオデル・ベッカム、コーナーバック(CB)のデンゼル・ウォードとA.J.グリーン、ラインバッカー(LB)ジェレマイア・オウスコラモーア、ディフェンシブエンド(DE)のマイルズ・ギャレットとジェイデビオン・クロウニーも負傷している。タックル(T)ジェドリック・ウィルズは木曜夜にケガから復帰した一方でコンクリンは欠場し、バックアップのブレイク・ハンスが代役を務めた。

シーズン第8週に地区ライバルのピッツバーグ・スティーラーズと対決するブラウンズにとっては、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区での順位を上げる機会だ。スティーラーズがバイウイークを過ごす一方で、ブラウンズは地区3位に位置しており、1位のシンシナティ・ベンガルズと2位のボルティモア・レイブンズを1ゲーム差で追っている。

【RA】