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パッカーズWRデイバント・アダムスがリザーブ/COVID-19リストに

2021年10月26日(火) 09:36


グリーンベイ・パッカーズのデイバント・アダムス【AP Photo/Tony Avelar】

グリーンべイ・パッカーズのレシーバー陣が主要なピースを欠く形でサーズデーナイトフットボール(TNF)を迎える可能性が浮上した。

スターレシーバーのデイバント・アダムスがリザーブ/COVID-19(新型コロナウイルス感染症)リストに置かれたことを、パッカーズのジェネラルマネジャー(GM)であるブライアン・グーテクンストが現地25日(月)に明かした。これにより、無敗のアリゾナ・カーディナルスと相まみえるシーズン第8週の試合に向けたアダムスのステータスに懸念が生じている。

このニュースが報じられる少し前には、チームの守備コーディネーター(DC)であるジョー・バリーが新型コロナウイルス感染症の陽性になり、TNFには参加できない見込みだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロとイアン・ラポポートが伝えていた。

パッカーズのヘッドコーチ(HC)であるマット・ラフルアーは月曜日、チームはバリーの陽性判定を受けてより強化されたCOVIDプロトコルに入ったと報道陣に述べている。その中にはバーチャルミーティングや、ワクチンの接種状況を問わない施設内の全員に対する常時マスク着用義務などが含まれる。

ラフルアーHCはまた、チームには最新のCOVID検査と関連して“他のいくつかの問題の可能性”があるとも発言。これまでのところ、COVIDリストに置かれたのはアダムスとバリーのみとなっている。

フットボールの観点からすると、多角的な力を備えるアリゾナとの対決でアダムスがいないのは、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースとパッカーズ全体にとって大打撃になるだろう。オールプロのワイドアウトであるアダムスは、ワシントン・フットボール・チームに勝利した試合でキャッチ6回、76ヤード、タッチダウン1回を決めたばかりだ。今季はキャッチ52回、744ヤード、タッチダウン3回をマークしている。

パッカーズが新型コロナウイルス感染症に関連する問題の中で体制を整えようと努力する一方、カーディナルスのパスラッシャーであるチャンドラー・ジョーンズとディフェンシブラインマン(DL)ザック・アレンはCOVIDリストから復帰。2人とも月曜日にアクティブとなっている。

パッカーズは火曜日にウオークスルーを行い、水曜日に軽い練習を実施してから西海岸へ旅立つ予定だ。

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