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ベアーズHCナギーが新型コロナ陽性と発表

2021年10月26日(火) 10:10


シカゴ・ベアーズのマット・ナギーHC【AP Photo/Wade Payne】

シカゴ・ベアーズはサンフランシスコ・49ersを迎え撃つために本拠地に戻るが、少なくともここ数日はヘッドコーチ(HC)が不在の中で試合への準備を進めることになる。

現地25日(月)、マット・ナギーHCが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性反応を示したことを発表した。ナギーHCが戻るまでの間はスペシャルチームコーディネーターのクリス・タボーが代役を務める。ナギーHCはワクチン接種を終えていることから、シーズン第8週の49ers戦に間に合うタイミングで復帰できるかもしれない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に報じたところによれば、すでに4人の選手がリザーブ/COVID-19リストに置かれており、今回ナギーHCも陽性を示したことを受けて、ベアーズにはより厳しいCOVID-19のプロトコルが適用されているという。つまり、チーム施設内でのマスク着用が義務づけられ、ワクチン接種の有無にかかわらず、選手とスタッフ全員が毎日検査を受けなければならない。

タンパベイ・バッカニアーズに38対3で惨敗したばかりのベアーズは、この試合でまったく思うようにプレーさせてもらえなかった。チームは5回のターンオーバーを記録、サードダウンコンバージョンは11回中わずか2回、21対0で引き離されたところから3点しか得点できていない。これで3勝4敗となったベアーズは、12月半ばまでにピッツバーグ・スティーラーズ、ボルティモア・レイブンズ、アリゾナ・カーディナルス、グリーンベイ・パッカーズと対戦する予定となっており、険しい道のりになりそうだ。

『Zoom(ズーム)』による会議で陽性反応を示したことを報告した後に、ナギーHCは話をフットボールに戻した。ナギーHCはここ2試合で62対17と大差をつけられているベアーズのオフェンスの苦戦を指摘し、シーズン第8週を迎えるにあたってはそこに重点を置くと話している。

「われわれはもっと点を稼がなければならない…勝つためには」とナギーHCは『ESPN』のミッシェル・スティールに述べた。

当面はリモートで指示を出しながら、ナギーHCは状況を好転させることを目指す。

【R】