カウボーイズQBプレスコット、制限付きの練習参加で回復具合を確認
2021年10月28日(木) 11:15ダラス・カウボーイズのクオーターバック(QB)ダック・プレスコットはまだ新たなハードル――今回はふくらはぎの負傷――をクリアしていないものの、1週間をかけてそれを乗り越えようとしている。
カウボーイズのヘッドコーチ(HC)であるマイク・マッカーシーは現地27日(水)、プレスコットが個人練習を行った後、チーム練習に移行する際に判断を受けると話している。おそらく最も重要なのは、マッカーシーHCが水曜日の練習ではシーズン第8週のミネソタ・バイキングス戦に向けたプレスコットのステータスが決定されないとしていることだ。
プレスコットは正式には水曜日のセッションに制限付きで参加とされていた。
過度にプッシュして状況を悪化させることのないようにしつつ、プレスコットの状態を試すことが課題だとマッカーシーHCは述べている。カウボーイズはバックアップQBのクーパー・ラッシュをファーストチームの練習に加え、プレスコットがプレーできない状況に備えている。
『USA Today(USAトゥデー)』のジョリ・エプスタインによれば、マッカーシーHCは「これを週ごとの観察の状況にしたくない」と話していたという。
マッカーシーHCには以前にも同じような状況に対処した経験がある。2014年のグリーンベイ・パッカーズ時代に、QBアーロン・ロジャースがふくらはぎの張りを抱えてきたときのことだ。プレスコットはシーズン第6週にニューイングランド・ペイトリオッツから逆転勝利をもぎとった試合で負傷しており、第7週がバイウイークだったため、回復期間としては恩恵を受けている。
マッカーシーHCとカウボーイズの医療スタッフは日曜日にプレーするためにプレスコットがクリアしなければいけない回復基準を設けている。その基準に向かってセーブしながらも練習に参加していることは、目標を達成するための最良の道だろう。
「彼は練習し、個人の部分をやる予定であり、ゲームプランにも含まれている。彼はプレーの準備をしている」と言うマッカーシーHCは「ただし、彼は全力で行くために必要な基準を越えなければならない」と続けた。
リスクを最小限に抑えてプレーする準備ができていることを示すため、プレスコットにはあと2日の作業時間が残されている。
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