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【2016年第7週】タイタンズ戦に無敗のQBラックがコルツを勝利に導く

2016年10月24日(月) 13:02


テネシー・タイタンズ戦無敗の記録を更新したインディアナポリス・コルツQBアンドリュー・ラック【AP Photo/Mark Zaleski】

現地23日(日)、テネシー・タイタンズが本拠地ニッサン・スタジアムにインディアナポリス・コルツを迎えた。この試合までのコルツは3戦で2敗と安定せず、特に先週のヒューストン・テキサンズ戦では14点のリードを守り切ることができずにオーバータイムでまさかの敗戦を喫したが、タイタンズ戦ではクオーターバック(QB)アンドリュー・ラックの活躍などもあり、コルツが34対26でタイタンズを下して今季3勝目を挙げた。

第1クオーター、先制のタッチダウンはタイタンズ。QBマーカス・マリオタがレフトタックル(LT)テイラー・リワンに投じたパスは鮮やかにコルツ守備陣の裏をかいた。この後はお互い一歩も引かない展開を見せる。

試合が大きく動いたのは第4クオーター。20対23とコルツがビハインドの残り時間1分55分、ラックが投じたタイトエンド(TE)ジャック・ドイルへの7ヤードタッチダウンパスが決まり、コルツが26対23と逆転に成功。

同じく第4クオーター、残り時間1分47秒のところでタイタンズQBマリオタの手から逆転のチャンスは零れ落ちる。コルツのディフェンシブタックル(DT)T.Y.マッギルによるサックがマリオタのファンブルを誘い、ラインバッカー(LB)のロバート・マシスがこのボールを拾って14ヤードタッチダウン。スコアは33対23となり、このタッチダウンで試合が決まった。コルツは合計3サックを記録。

ワイドレシーバー(WR)のドンテ・モンクリーフとタイトエンド(TE)ドウェイン・アレンを欠いたコルツではあったが、TEジャック・ドイルが9キャッチ、78ヤードとTEの穴を見事に埋めた。また、WRのT.Y.ヒルトンは7キャッチ、37ヤードのタッチダウンを含む133ヤードをマーク。

354ヤードのパス、3タッチダウンパスを決めて勝利に大きく貢献したラックはこれで8勝無敗と自身の対タイタンズ戦の成績を伸ばした。チームは対タイタンズ戦10連勝目を飾り、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区のライバルに力の差を見せつけた。