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トレード相手が見つからず、ラムズがWRデショーン・ジャクソンを放出

2021年11月03日(水) 06:38


ロサンゼルス・ラムズのデショーン・ジャクソン【Ben Liebenberg via AP】

ロサンゼルス・ラムズは現地2日(火)のトレード期限までにワイドレシーバー(WR)デショーン・ジャクソンを獲得するトレード相手を見つけられず、ベテランレシーバーをウェーブしたと発表した。今週はじめには『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロがジャクソンとラムズが袂を分かつ可能性を報じていた。

先週、ラムズとジャクソンはトレード相手を探すことで相互に合意していた。ラムズファンに別れを告げるソーシャルメディアの投稿でジャクソンはこれが彼のキャリアの終わりだとは考えていないと主張している。

「LAラムズでプレーしてきた時間は本当に楽しかった。俺たちが望んでいた結果ではなかったけれど、ラムズのコーチたちやすべてのファンが与えてくれたチャンスや自分に注いでくれた応援に心から感謝している。すべての出来事には理由があるし、自分のNFLキャリアの次のチャプターが始まるのを楽しみにしている。ありがとう」

34歳のジャクソンはラムズでは8回のキャッチで221ヤードを記録、ここ最近は出場時間が限られていた。ラムズのレシーブローテーションはクーパー・カップ、ロバート・ウッズ、ヴァン・ジェファーソンの3人だ。

シーズン第3週に対戦したタンパベイ・バッカニアーズとの試合では75ヤードタッチダウンをマークし、シーズン第5週のシアトル・シーホークス戦は68ヤードのキャッチを成功させるなど、スピード感のある縦方向の脅威となるジャクソンを獲得するチームがあれば、そのフィールドを拡大することができるだろう。レシーバーを探すチームは多く、中でもアトランタ・ファルコンズはジャクソンと似た脅威を持つカルビン・リドリーが個人的な事情で試合から遠ざかっている。

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